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こちらは、1967年に「サテライトアウターウェア」社によって軍へ支給された、実物のMA-1になります。
MA-1に限って言うと、こちらの会社は軍へ納入を1度しか行っていない、大変貴重なコントラクターです。
あの「BuzzRickson's」も実名復刻したほどです。
今回出品するフライトジャケットは、類稀なほど極上なコンディションです。
まず、何と言ってもリブの状態が素晴らしいです。
ボロボロが当たり前の中、片側の袖リブと衿リブに各一箇所程度解れがあるだけです。補修せずにこの状態が保たれていることはまさに奇跡と言えるでしょう。
そして、ポケットに縫い付けられたタグもかなり綺麗です。
スタンプまでくっきりと残っております。
更に、黒化処理されたジッパーが未だ黒さを保っています。
ジッパーの革タブに千切れもないです。
ポケットボタンのセージグリーン
塗装もきれいに残っております。
また、XLというサイズも探して出てくるものではありません。
世に出回る多くのサイズは38や40、MやLです。
大きいサイズは海外のコレクターが手放さないため、出回らないそうな。
以下、こちらのジャケットの表記になります。
JACKET, FLIYNG, MAN'S, INTERMEDIATE, MA-1,
MIL-J-8279D(USAF)SIZE X-LARGE
8415-818-7354
DSA 100-67-C-4571 26 MAY 1967
SATELLITE OUTERWEAR CORP
INTERLINING 100% WOOL PILE
DRY CLEAN ONLY
数あるMA-1の中でも、このコントラクターのみ、内綿を100%ウールで仕上げております。
これもまたレアポイントです。
ここまでいい面ばかりを取り上げましたが、勿論年代物なので悪い面も持ち合わせております。
1つ目が、ボディ前面に二箇所シミがあることです。特に9枚目は、クリーニング屋でドライクリーニングを施行した際に付けられました。
一方、10枚目のシミは購入当初からです。
もう一つが、画像8枚目の片側ポケットにある黒いシ大きなシミです。
クリーニングで最初に比べて薄くなりましたが、それでも残っております。
気になる点は以上です。
年数経っているので完璧なコンディションとは言い難いですが、経年数からしてもこの状態の良さは驚異的です。
クリーニングを終えてから3回ほど着用しましたが、まだまだ洗いたての匂いがしております。
ブームが再燃する中、リアルビンテージの官給品を身につけて、楽しくおしゃれしてみてはいかがでしょうか?