昨年2月以来、1年2ヶ月ぶりに「東京連合 神龍(黒けし×銀メタ文字)」を出品いたします。
幻の名著と云われる「爆走ステッカー大全集」にも掲載された薄いアルミ系材質の名作です。
昨年6月出品のレアタイプ「金メタ文字」とは異なり、メジャータイプの「銀メタ文字」で御座います。
本作は、暴走族のステッカーとしては非常に珍しい「タテ型ステッカー」で御座います。
入手後はグラシン紙に包んだうえで箱に入れて大切に保管しておりましたが、
出品ステッカーには若干の「圧し痕」「ヨレ」「小キズ」などが御座います。
ヤフオクやモバオク、メルカリなどで氾濫しております「部外者が自作したマガイモノ」ではありません。
また、1980年代~四国のマニアにより乱造乱発された「空想上のステッカー」でも御座いません。
千葉県勝浦を本拠地とし、「外房の暴れん坊」の異名をとる「神龍(じんりゅう)」
「ナンバーワン(キラー連合)」との抗争により、その名を全国に轟かせました。
チーム結成2年後には3000名を超える巨大組織に成長しましたが、
1972年の結成時にはわずか5名(四輪が1台のみ)でのスタートでした。
結成時の目標は他のチームと変わりなく「千葉県最大のグループを作ろう!!」
それをわずか2年で実践してしまったところに、
このチームの力量と努力が如何に尋常でなかったかが推察されます。
シンプルながらも凄まじい迫力を醸し出すデザインの本作は、
結成から半世紀ちかくを経た現在も熱狂的なファンが多い幻の名作です。
チーム名すら読み取れぬほど様々な台詞の入ったステッカーが氾濫した昨今、
「族の看板とは本来こういうものだ」ということを再認識していただける素晴らしい逸品と考えます。