アイフィンガーガエルは日本では石垣島・西表島のみに生息する、子育てをするカエルです。
自然界では木のうろなどに卵を産み、帰ったオタマジャクシはそのうろにたまった水の中で成体になるまで、親ガエルから無精卵を与えられて育ちます。親ガエルはオタマジャクシが孵ってからも足しげく自分の子供たちが待つ巣に通い、卵を与え続ける姿は見ていてとても生命の神秘を感じます。見た目もアオガエル科ということで、とても可愛らしく鳴き声も「フィッフィッ」と風情のある可愛らしい声です。
この度、元気な幼体が生まれてくれました。
とっても食欲旺盛でコオロギやコバエ等バクバク食います。そしてCBということもあり、人に慣れています。
私はいつも飼育ケースの上ふたを全開で与えています。まったく逃げないどころか、餌がもらえるとわかるのか、
何もないところのコケに飛びついたり、お互いの顔に間違えて舌をだして飛びついたり(※共食いは一切ございません。)、
見ていてとっても可愛らしく、飽きることがありません。
成長させてより慣れた個体が取れる可能性も高いです。
アイフィンガーカエルは雌雄の識別が非常に難しく、成体になった後も包接するまではっきりとわからない為、幼体時代は識別不可能となっております。今回出品の個体は上陸後1か月程度の個体で体長は1cm前後となります。