カルーソ、シャリアピン、メルバのSP盤試聴は
エミール・ベルリーナオリジナル蓄音機(当時物・本物)で!!
1904年 G&T グラモフォン&タイプライター(エミール・ベルリーナの英国会社)製造
エミール・ベルリナーは1887年にレコードプレーヤーの原型である、円盤式蓄音機「グラモフォン」を完成させます。
その後、エルドリッジ・ジョンソンの優秀なスプリングモーター等の技術導入や蓄音機、レコードの生産・販売のための
積極的欧州進出などによりベルリーナ蓄音機は急速に世界に拡大します。
特にドイツハノーファーに設立した「ドイツ・グラモフォン社」はカルーソーやシャリアピン、メルバなどの
貴重なレコーディングが残されています。これはベルリナーのその大きな功績です。
この蓄音機はベルリーナが欧州進出のため英国に設立した蓄音機会社『グラモフォン&タイプライター会社』(ベルリーナの英国会社)により1904年に製造されました。
なお英国グラモフォン&タイプライター会社(G&T)と米国グラモフォン社は母体はエミール・ベルリナで同一ですが
前者は商標が『エンジェルマーク』、後者は『ニッパーマーク』で当時は使い分けられていました。
キャビネットはオーク材が使われ、トレードマーク等のデザインは鮮明に残っていて状態は良好です。
ホーンはニッケルプレートでインサイドが赤くインパクトがあります。(状態の良いオリジナルです。)
メカニックは、蓄音機修復の技術を持つ専門の方に依頼し整備しています。動作は順調です。
ターンテーブルの大きさは、8インチですが10インチSPレコードの片面は演奏できます。
サイズ:キャビネット 28cm四方、高さ14cm 。ホーン 直径29cm、長さ約50cm
当該品は欧州大手の信頼あるオークション会社(ドイツ・ケルン)より当方が直接落札したものです。
(2024年 4月 9日 6時 27分 追加)ゼンマイを巻き終わった後は、レコードに静かにサウンドボックスを置いて下さい、120年前の数々の名曲録音が生々しく聞こえてきます。この上もない『至福のひと時』です。
「ドイツ・グラモフォン社」はエミール・ベルリーナが設立した世界で最高峰の録音スタジオです。