マイルス・デイヴィス /
『キリマンジャロの娘』
+1
Miles Davis
” Filles De Kilimanjaro ”
★ボーナス・トラック1曲追加
★リマスター盤
★オリジナル・デザインの紙ジャケット仕様
★背表紙付き(英語タイトル印字)
★ボーナス・トラック1曲追加
1968年6月9月に録音されたマイルスのエレクトリック時代への掛け橋にともいえる作品。ここで注目なのは「変化の年」だっとマイルス自身が言い切るように、9月のセッションではチック・コリア(kb)~デイブ・ホランド(b)~トニー・ウイリアムス(ds)というリズムの採用である。当時のマイルスの恋人ベティ・エイブリーに捧げた“ミス・エイブリー”における、トニーの推挙で参加したチックの未来的なハーモニー、そして、トニーの打楽器的なアプローチの後に現われるマイルスの、まさにメロディーの臨界点を歩いていくようなソロとどれを取っても時代は動いている。後戻りの出来ないことをマイルスははっきりと宣言したかのようにこのころ、6月ロン・カーター退団、続いて8月ハンコック退団、トニ・ウイリアムス退団。時代は次の英雄達を待つことになる。ウエインのソロもすでに次のディメンションに向かっていることを明示している。
マイルス・デイヴィス(TP)
ウェイン・ショーター(TS)
チック・コリア,ハービー・ハンコック(P)
ロン・カーター,デイヴ・ホランド(B)
トニー・ウィリアムス(DS)
ギル・エヴァンス(ARR)