【戦後最後の一等寝台車！】マイネ41 東シナ Nゲージ KATO マロネ41 改 東海道線各種急行向け 旧客 昭和27年頃仕様の落札結果

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ご覧頂きありがとうございます。こちらの商品はKATOのマロネ41を以下の通り加工しマイネ41としたものとなります。

【加工点】
・車体色をクリーム帯(GMクリーム1号)とぶどう色1号(ジェイズ戦前客車色)に塗り替え
・車体標記を昭和27年頃から昭和30年頃のタイプで貼り付け
・台車をTR47に履き替え
・床下機器を変更し冷房装置改造前の形態を再現
・台車にKATOカプラータイプAを取り付け済み
・屋根上冷房点検蓋をねずみ色1号で塗り分け
・乗降デッキ上部に「一等寝台」標記を貼り付け
・車番は「マイネ41 3」を貼り付け
・所属は「東シナ」を貼り付け、急行「銀河」用としてどうぞ

【実車について】
実車は昭和25年に製造が開始された一等寝台車のマイネ41で、その車体構造からスハ43系列に数えられる事もある車両です。先立って登場していたマイネ40から個室(区分室)を廃して全室プルマン式寝台とし、12区画で寝台定員24人でかつ大窓、そして男女別のトイレを配置するなどそれ迄にない新しい形態の寝台車として登場しました。

元々は進駐軍の利用目的で作られたマイネ40/マイネ41でしたが、昭和25年以降は日本人も利用可能な定期列車に繋げられるなどそれまで戦後処理で荒れ果てていた客車列車にも華やかさが戻りつつありました。しかし昭和26年に国内航空路線が復活すると、一等寝台車を利用していた富裕層の顧客を航空に取られてしまい一等寝台の利用数が激減し、その反面で徐々に増えつつあった中間層による二等寝台の需要が急増してくるようになりました。

これにより国鉄は一等寝台車を昭和30年に廃止し全てのイネはロネとして改称、イネは消滅します。マイネ41もその例外ではなくマロネ41として改称され、そのプルマン式寝台のスタイルは後のナロネ21やオロネ10へと引き継がれて行きます。

今回は人気の高いKATOのマロネ41を原型のマイネ41に復元させた商品となります。余談になりますが、このマイネ41→マロネ41は「ぶどう色1号+クリーム帯 (S25~S30)」「ぶどう色1号+青1号帯(S30~S34)」「ぶどう色2号+青1号帯(S34~S36)」「ぶどう色2号+淡緑6号帯(S36~S39?)」「青15号+淡緑6号帯(S38?~S46?)」「青15号(S46?~S49)」となんと6パターンもの塗装変更を経ており、車体標記変更や三等級制から二等級制への変更、そしてモノクラス化や、冷房装置変更に固定窓改造などを含めれば最末期まで残った車両は実に10回以上も外観が変わっていた事になり、これはごく一部の特殊客車を除く一般営業用の旧型客車では最多であったりします。機会があれば別の形態も作って見たいところであります。

【発送について】
KATO1両用クリアケースに入れての発送となります。よろしくお願い致します。