「国産ギターと言えばYAMAHA」、「YAMAHAのギターと言えばFGシリーズ」、それくらい知名度の高い、日本を代表するフォークギターであるYAMAHAのFGシリーズ。YAMAHA FG202が製造されたのは1970年代後期~1980年代初期で、FGシリーズの第5世代、ベージュラベルの時期です。
今回出品のYAMAHA FG202はシリアルナンバーから今から約45年前、1980年製造のようです。このギターの特徴は、小振りなフォークボディーを持つモデルで、バランスが良く扱いやすいギターで、女性や小柄な方にピッタリなギターかと思います。45年近く経つ割に打痕や傷が少なく綺麗な状態で、小振りで抱えやすく、オール合板でありながら鳴りは良く、弾きやすい様に弦高調整済みの初心者にお勧めのギターです。製造から45年が経過し、材が乾ききっていますので、オールドギター特有の枯れた大きめの音色を奏でます。
マイナス点はヘッド部分のYAMAHAのロゴが部分的に薄くなっていること、ロゴの近くに1cm弱の傷があることぐらいです。
当時のカタログによると、ギター材は、トップはエゾマツ、サイドとバックはサペリ、ネックはナトー、指板とパリサンドルのようです。良い材料が入手できた時代で、ヤマハのしっかりとした設計で製作されています。また、丸みを帯びたデザイン、ヤマハならではの美しくキレのある音色と鳴りの良いアコースティックサウンドを響かせてくれます。また、弦は新品を張りましたのですぐに試奏していただけます。指板のクリーニング、フレット磨きもしていますので、全く古さを感じない良好なコンディションです。
≪細部の状態≫
ペグ:オリジナルのペグは新品に交換しました。調音はスムーズです。
ナット:牛骨製の新品に交換しました。
指板:凹みは殆ど無し、綺麗です。
フレット:光沢あり、7~8割程度残っています。
弦:新品弦を張りました。
弦高は、12フレット6弦が約2.2mm、1弦が2.0mmです。
サウンドホール:内部のタバコ臭、カビ臭などなし。
ピックガード:オリジナルピックガードで表面の擦り傷は浅く、少な目。
ブリッジ: 浮き、剥がれなし。弦高を下げるために少し削っています。
サドル: 牛骨製の新品を装着しました。
ブリッジピン:プラスチック製、状態良好。
ボディの膨らみ:なし。
ストラップピン:新品のストラップピンを装着しました。
エンドピン:オリジナルの物です。
昭和の懐かしい香りが漂う、可愛らしいフォルムのヤマハFG-202アコースティックギターをどうぞよろしくお願いします。多少の傷、使用感等がありますので予めご了承ください。
全長:約103cm、ナット幅:約43mm、重さ約:約2.06kg
付属品はありません。
≪注意≫
★ギター好きの素人です。記載内容に間違い、見落としがあるかもしれません。
★気になることがあれば入札前に質問をお願いいたします。
★音、弾きやすさ、状態などはあくまで主観でお伝えしています。
★神経質な方は、入札をお控え下さい。