□商品詳細
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ページ表記無し
発 行 : 瑛九展開催委員会
発行年 : 1979(昭和54)
サイズ:24 cm × 25 cm × 1.1 cm
【内容説明】
『 現代美術の父 瑛九展 』
1979年6月8日(金)〜20日(水)
新宿店<本館>11階 小田急グランドギャラリー
主催=瑛九展開催委員会 後援=文化庁・瑛九の会
・瑛九展開催委員
開催委員長
木水育男(瑛九の会代表)
委員
靉嘔(画家)池田寿夫(画家)泉茂(画家)オノサト・トシノブ(画家)
久保貞次郎(美術評論家)杉田正臣(瑛九実兄)杉田都(瑛九夫人)
瀧口修造(美術評論家)早川良雄(デザイナー)細江英公(写真家)
三矢隆夫(小田急百貨店社長)山城隆一(デザイナー)山田光春(瑛九研究家)
実行委員
靉嘔
魚津章夫(プリントアートセンター代表)
木水育男
小粥定美(小田急百貨店宜伝部長)
(五十音順)
作品178点掲載
テキスト
「瑛九の訪れ」滝口修造
「瑛九のひとと芸術」久保貞次郎
「ぼくは英九が好きです。」木水育男
「英九評論集」木水育男 編
・あいさつ
「評価などはやめて、絵を描き給へ。これが挨拶だ。」
セザンヌはエミル・ベルナアル宛の手紙へ,それも自分のことをかいてくれたベルナアルへの返事を,この文句でむすんでいる。 瑛九
・あいさつ
画家瑛九は1960年3月、48歳の若さでこの世を去ってから今年で19年たちました。其の間、彼の遺作展は、福井市・宮崎市・北九州市・大阪市等各地で開催され、画集や伝記も刊行され、瑛九研究家による論文も紹介され、瑛九の芸術と生について多くの人々に親しまれて来ました。しかし、未だ東京に於て彼の遺作展を開催することが出来なかったということは、われわれ瑛九芸術を支持するものたちの怠慢というよりほかありません。
瑛九の生涯は雲を耕すような探索の明け暮れでありました。その創作活動による彼の残した油絵、フォト・デッサン、エッチング、リトグラフ,水彩、デッサン等幅広い創作分野と多彩な作品群は膨大な量にのぼります。しかも、どの作品も強烈なるオリジナリティと前衛性に貫かれ、戦後の美術界にひと際高くそびえて見えます。
また,彼は敗戦後の混乱がまだ続いていた1951年に「デモクラート美術家協会」を主宰し、「われわれはデモクラートとして出発する。われわれは自由に希望をもって制作し、大衆と熱意をもって語るであろう。」と作家の独立と自由を主張しました。当時、彼の主張に共鳴して集った若い作家たちは19年たったいま、日本の内に向って日本を代表する作家ではなく,日本の外に向って日本を代表する作家としてわれわれを裏切らない創作活動を続けています。
いま、20世紀後半も終りに遊づいた日本の美術芸術を考えるとき、わずかな期間ではありましたが、瑛力の主宰した芸術運動は誰しも見逃すわけには参りません。
ほんものの芸術はそれを見る人に生の喜びを与え、明日への希望と男気をもたらします。そして、人々の心の内を照す灯火となって生き続けます。われわれは瑛力芸術こそ、それに価いするものと確信するものであります。しかし、そうとはいえ何事も平均化されがちな現状に於いて、いま、われわれが瑛九芸術を支持することを怠ったならば、すべてうやむやにされる恐れがないといえません。
今回、われわれは瑛力芸術を愛し、支持し続けている所蔵家の方々の強い要望に応え、また。より多くの人々に紹介することの意義を感じ、ここに「瑛九展」を企画しました。諸賢のご支援とご協力をお願い申し上げる次第であります。
瑛九展開催委員会
【状態】
表紙等に薄スレ、小キズ、ヤケ、シミ、ヨゴレ等のイタミがありますが、中のページは問題なく見れます。
古本としては多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はありますが、発行年を考えると許容できる範囲だと思います。
よろしくお願いします。
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□発送詳細
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□注意事項
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