JASON SADITES MARCO MINNEMANN-behind the laaughter★ハイパー複雑系ジャズロック★frank zappa tipographica cynic itibere zwargの落札結果

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これは驚きの内容。カナダ出身のセッションミュージシャン系でハードジャズロック的な音楽性のデビューソロアルバムを２００９年にリリースし、以後も様々な演奏者とセッションを重ねながら現在でも順調に活動を続けるジェイソンサディテスと、対するはＵＫＺでオーヴァーグラウンドへと浮上し、以降も様々な自身のプロジェクトを展開してはソロアルバムにも傑作が多いテクニカルドラミング最前線、マルコミンネマンとの共演コラボレーション作。リリースはジェイソンサディテスの自主レーベルから見開きデジパック装丁にて限定枚数のリリースだったもので、現在では意外な入手困難となっていて、なぜかｄｉｓｃｏｇｓにも掲載が無いマイナー盤。編成はジェイソンサディテス（各種ギター、作曲）、マルコミンネマン（ドラムス、プログラミング）のたったの２人だけによる演奏。しかもこれ、元ネタはマルコミンネマンによる予め録音されていた５１分にも及ぶドラムスだけのトラックを元にもう一人の演奏者がマルチトラックで音を重ねながら仕上げていくといった方向性の、いわばマルコミンネマンの最重要プロジェクトの一つに今回はジェイソンサディテスが乗っかったという経緯。なので、これまでにもアレックスマクヘイサック、トレイガン、フィーヤーンゼク、マイクケネリー、ジョンジャコウスキなどなどのギタリストのヴァージョンがあって、それぞれがド傑作級揃いという事でもマニア筋には知られるところ。ことミンネマンのソロアルバムではアヴァンエレクトロポップからテクニカルジャズロック系まで異常な振幅で音楽性にまとまりが無いのがこの人の個性だったりするので、例えば後者のテクニカルジャズロック系に的を絞って徹底的に追及したものが本シリーズという事で言えば、本気モード全開のミンネマンの本当のヤバさが解る凄まじいフレーズとフラグメントの雨あられ。本当にこれが後付けでギターを重ねていったというのが信じられないくらいの阿吽の呼吸で、細部に敷き詰められたフランクザッパ級のテクニカルフラグメントが脈動しながら奇数拍と複合拍が機械仕掛けのように連動し、さらに決めフレーズとソロパートが一定の範囲の中にズバズバ収束していくという神業。必聴！！！  JASON SADITES MARCO MINNEMANN-behind the laaughter(jason sadites)

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