繁殖期のオスのクレストは大きく、大変見栄えのする種です。
産地、亜種名も明確な個体です。新しい血の導入を視野にいかがでしょうか。
ドイツ産のスベイモリの成体、1オス1メスの出品です。
種名;スベイモリ
学名;Lissotriton vulgaris vulgaris (Linnaeus, 1758)
産地;ドイツ連合共和国 ノルトライン・ヴェストファーレン州 Erftstadt
採集日;2024年4月2日
ケルン市近郊のスヴィスト川で入手された個体です。
入手時は、まだ気温が低いため、繁殖期の始まりであり、入水後、間もない個体でした。
メスは、まだ若く小さな個体ですが、性的に成熟し、繁殖に参加していました。
出品のメス個体は、未産卵です。繁殖のために、冬眠後、水域に来ていたことから、野外品でもあり、おそらく、精嚢を取り入れていると思われます。
輸送のストレスがなければ、温度管理によっては、今季産卵する可能性があります。
成長途中の小型のメスであり、産卵数は多くないと思われますが、腹部は卵で膨張しています。今シーズンは繁殖に失敗したとしても、来期以降、毎年楽しみな個体になります。
全長は、オスが約84mm、メスが約80mmです。