昭和9年に作られました、『雀蛤笛②』です。
横幅4.9㎝、重量14gです。
経年感がありますが、無疵です。
作者は若挽きの野田末吉氏です。
この題材は、当初は四日市富田の趣味家(伊藤蝠堂氏か)の依頼により製作されました。
野田氏は受注に当たり、参考品として実物の蛤を所望されたそうです。
◆雀入大水為蛤(雀海に入りて蛤となる)
中国から伝わった七十二候(宣明暦)では、寒露の次候に(雀海に入り蛤になる)とあり、
「雀蛤となる」という晩秋の季語が生まれました。
古く中国では寒さが増す頃、人里から姿を消す雀の色や模様が蛤と似ているためこう言われました。
村上鬼城は〈蛤に雀の斑(ふ)あり哀れかな〉と詠んでいます。
この作品は50個の限定作品で、
製作後90年を経た現在では、極めて入手困難となっております。
この作品は、
昭和9年5月に「土の笛交換會作品」として発表されましたが、
有坂與太郎氏編輯「郷土玩具」誌の同年7月号にて、
川崎巨泉氏によって、早々とその話題が取り上げられております。
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(2024年 4月 23日 0時 51分 追加)訂正
作者は若挽きの野田末吉氏 ⇒ 作者は若き日の野田末吉氏