チェコの美人さんです!が、余裕を持ってワーグナーを歌う地力の持ち主。バイロイトでも歌いましたし、METでも歌いました。そして少し冷血さを感じるのが独自の魅力。ジャケのあやしき緑が納得なのです。詳細は後ほど。
(2024年 4月 12日 21時 05分 追加)チェコSUPRAPHON SUA10799 ドヴォルザーコヴァ(s)、ヴァシャタ指揮、プラハ国立歌劇場管の演奏で、ワーグナー:アリア集。MONOオリジナル。
・第一面…『タンホイザー』、『トリスタンとイゾルデ』『ワルキューレ』。
・第二面…『ジークフリート』『神々の黄昏』。
この緑のジャケにいる美女は1923年生まれのチェコのワーグナー歌いです。バイロイトやMETで歌った確かな実力派です。その歌声は空高く舞い上がり、その色合いは清涼感を感じさせます。ドイツ流の濃厚さとは異なる味わいで、アクがない分あっさりとも聞こえますが声に力があって空間を満たします。「イゾルデの愛の死」の朗々たる詠唱、『ジークフリート』の神秘的なニュアンスすら感じる深み。そしてこの人はどこか温度感が低く、この独特の雰囲気は冷血という言葉がしっくりきます。冷血と美女というのはやけに似合うもので、このジャケのようにちょっとあやしき魅力があるのです。
盤質:盤面溝ともとても良い状態。美品~ほとんど美品。
ジャケ:ほとんど美品~きわめて良好。
【盤質評価】全面視聴してから出品しています。区分は以下のものを採用しておりますが、必要に応じて詳しく説明するようにしています。
美品(M):新品並みの状態。
ほとんど美品(NM):極浅い擦れや軽微な傷。
きわめて良好(EX):年相応の擦れや浅傷。ひどいものはなし。
良好(VG):擦れや傷などが目立つ。*音溝が活きてなければ出しません。
■丁寧に梱包して送ります。またトラブルなどには誠実に対処いたしますのでよろしくお願いいたします。