昭和45年6月20日の日付のある、芳水康史 『 吉野川・利水の構図 』です。初版 帯 カバー。巻頭口絵4ページ。本文273ページ。芙蓉書房本。「 水との闘いにかけた男の執念 」という副題がついています。帯に「 史実に基づき 躍如たるストーリ-で語られる 吉野川開発舞台裏のドラマ 濁流と農民 この宿命に取り組んだのは 為政者ばかりでなく 心ある在野の無名大先覚者であった。」とあります。庄野太郎氏 と 三木熊二氏が描かれています。
筆者の芳水康史氏は、徳島県 名西郡 石井町生まれ。本名 久米康生。毎日新聞徳島支局に10余年勤務していました。本書執筆中は東京本社勤務。後年、和紙の研究者として、数々の和紙に関する書籍を出版しています。
詳しい内容は写真欄をご覧願います。
帯に経年の変色・薄い汚れ・小スレ、カバーに経年の変色・薄い汚れ・上端下端の小傷み、本冊の天地に〇に「合」印・薄い小シミ・裏見返しに1行書き込みと紙片のはがし跡があります。本文中の保存状態は良好です。
54年前の本ということで、ご理解願います。
サイズはタテ19.3cm×ヨコ13.5cm×厚さ2.3cm。
ゆうパケット360円でお送りします。
★保存状態の記述は、あくまで出品者の主観的な評価ですので、保存状態にきびしい方は、入札をご遠慮願います。