【英文パンフレット】
奉天大和ホテル:南満州鉄道直営
『The Yamato Hotel in Mukden : owned & operated by the S.M.R.』
昭和8年 (正面右下に「1933」とあり、発行年と思われます)
South Manchuria Railway (= S.M.R、南満州鉄道) 刊
1 sheet 44 × 37 cm (folded: 22 × 10 cm)
●別タイトル:The Yamato Hotel in Mukden :
owned & operated by the South Manchuria Railway
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■コンディション
本文は英文。両面印刷。
全体的に若干ヤケ・ややスレ、
一部に薄い斑点状の微シミ、
端に部分的に小折れ跡がありますが、
それ以外は特に問題はありません。
●ヤマトホテル
南満洲鉄道(満鉄)が経営していた高級ホテルブランド。
1907年から1945年まで満鉄線沿線の主要都市を中心にホテル網を展開し、ヤマトホテル以外の
直営ホテルと合わせて満鉄ホテルチェーンと総称されていました。
こちらの奉天ヤマトホテルは、中華民国と満洲国にかつて存在した奉天市 (Mukden、
現在の中華人民共和国瀋陽市に相当する都市) にあり、奉天駅(1910年7月竣工)に併設された
ステーションホテルとして、駅の開業日と同じ1910年(明治43年)10月1日に客室数12室で開業。
1924年(大正13年)にホテル新築設計の指名コンペを実施、小野木横井共同建築事務所が
新築設計を受託しています。
内外装はアール・デコ調のデザインが施され、外壁は白色のタイル貼り仕上げとされ、
バー、ビリヤード室、理髪室などもあり、当時は最新かつ最高格式のホテルとして知られていました。
戦後も中華人民共和国の国家指導者である毛沢東や鄧小平がここを訪れています。
現在も3つ星ホテル遼寧賓館として営業しています。
■送料:全国一律370円
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