2016年8月から2018年8月まで毎週配信された「野島伸幸の週刊マジオン」。そこで発表された100を超えるマジックの中から、パケットトリックを7つ集めました。SETTAIモンテ以外の6作品はレギュラーで演じられます。オイル&ウォーターはFISM2015で演じた時のアイデアを採用しており、カードを広げたままの状態で分かれます。構造美を感じる作品群をお楽しみください。
■ノジー・リセット(2017/1/1)
4枚のエースとキングが入れ替わっていき、一瞬で元に戻ります。
■レッド・オア・ブラック(2017/1/1)
4枚の黒い数字のカードが1枚ずつ赤く変化していきます。
最後は一瞬ですべて黒いカードに戻ります。
■レッドアリーマー(2018/1/7)
ポール・ハリスの傑作“グラスホッパー”の野島式ハンドリングです。
2枚のクイーンに挟んだカードが別の2枚のクイーンの間へビジュアルに移動します。
最後には意外なオチがあります。
■カワルガワルガエシ(2017/2/5)
4枚のキングを示します。このうち2枚のカードが目の前で入れ替わり、
次の瞬間すべてエースに変化します。
そしてあらかじめテーブルに置いていたエースを見ると、
キングに入れ替わっているのです。
■オイル&ウォーター2018(2018/2/25)
赤いカードと黒いカード4枚ずつを重ねると、
赤と黒が交互に混ざります。確かに混ざっていることを確かめた後、
カードを広げたままの状態で赤と黒が分かれます。
■ホフジンサー・アセンブリー(2017/5/14)
エース、ジャック、クイーン、キングを4枚ずつ出して、
それぞれのグループを離して置きます。
観客に1枚カードを選んでもらい、
そのカードで卓上のカードにおまじないをかけると、
観客の選んだカードと同じマークのカードがひっくり返ります。
さらに、エースのパケットに、
観客の選んだカードと同じマークのジャック、クイーン、キングが移動します。
■SETTAIモンテ(2018/6/3)
マジシャンは5枚のカードを取り出します。
表を見ると1枚だけ「アタリ」と書いてあり、
残りはすべて真っ白なカードです。
これを使ってスリーカードモンテを行いますが、
次々とアタリのカードが増えて、すべてアタリのカードとなります。