江戸時代後期、俳諧中興運動が盛んになり、全国で多くの芭蕉句碑が建立されました。北上市内に現存する芭蕉句碑四基は、建立年未詳の一基を含め、すべて江戸時代に建てられたものです。
この句碑の季語は「初時雨」で冬。 「奥の細道」の旅を経て、故郷に向かう伊賀越えの山中で詠まれた句です。 芭蕉門の去来、凡兆の編による俳諧撰集『猿蓑』巻頭に収められました。 碑は佐々木輦砂が率いた黒沢尻の俳諧グループ玄皐連によって建立されています。
(場所:諏訪神社 1791(天明元)年建立)出典:きたぶら
広瀬栄一氏は、石岡市高浜にある酒造会社の元社長で考古学文学に造詣が深く文人との交流も数多くあります。
台東区根岸にある子規庵の戦後の再建をした寒川鼠骨との交流や再建を経済的に援助した人です。
拓本も文化財だと思います。