約1億年前(98.89+/-0.62 Ma)に起源をもつ、恐竜時代のビルマ琥珀(バーマイト)の虫入りです。
体長1.5mmの蠅(オドリバエ上科あたりだと思いますが不明)と、体長1.7mmのハネカクシ(甲虫)が反対面に含まれています。一見茶系の琥珀に見えるかもしれませんが、それとは全く異なるブラッドレッドタイプの琥珀です。茶系を含む通常のビルマ琥珀とは蛍光反応なども異なります。蠅を囲む形で表面に割れがあり状態は良くありません。
中国では古くから人気のある色調で、透明度が高く不純物のないものは宝飾品にアレンジされます。10枚目の参考画像に示したブラッドレッドのバーマイトリングを入手した際には美し「すぎる」ため偽物ではないかといろいろ調査する必要に迫られ、最終的には同じブラッドレッドタイプの虫入りビルマ琥珀の反応と比較することで真正であると納得した次第です。画像10枚目のリングは落札品には含まれませんのでご注意ください。
琥珀の大きさ:16x9x3mm
#7953
画像1~2:蠅の左右側面
画像3:ハネカクシ腹面
画像4:自然光・白背景
画像5:透過光
画像6:自然光 ・手のひら
画像7:自然光・白タイル背景
画像8:自然光・黒背景での蛍光反応
画像9:UVライト(375nm)照射時の蛍光反応
画像10(参考画像):ブラッドレッドバーマイトのリング(落札品には含まれませんのご注意ください)
送料:120円(普通郵便)