昨年12月以来、4ヶ月ぶりに「初期アーリーキャッツ罰点(×)ネコ(黒×金メタ)」を出品いたします。
出品ステッカーは当方が所有する最後の1枚で御座います。
チーム創成期にデザインされた「バッテン(×)ネコ」のマスコットが使用された逸品です。
昨年4月出品の「初期アーリーキャッツ特大(3枚目と4枚目の画像)」の少し後にデザインされた名作で
特大タイプと比べますと、マスコットイラストが少し洗練されています。
独特なマスコットは、創設メンバー諸兄から「バッテン(×)ネコ」と呼ばれました。
これはマスコットイラストのヒゲがバッテン(×)状に描かれているからです。
メジャーとなったキャッツのロゴやマスコットが完成するまでの数年間で
この「バッテン(×)ネコ」を用いたステッカーが数種制作されていたそうです。
ステッカーの表面はPP加工(ラミネート加工)で保護されてはおりますが、
非常に傷みやすい材質で制作された品ゆえ「ヨレ」「目立つ圧し痕」「折れ」「小キズ」が御座います。
ヤフオクやモバオク、メルカリなどで氾濫しております「部外者が自作したマガイモノ」ではありません。
また、1980年代~四国のマニアにより乱造乱発された「空想上のステッカー」でも御座いません。
著作権法上とても重要な意味をもつ初版制作時~の原版フィルムや版下などの著作物は、
制作に携わられた先輩方よりわたくしが預かり40年に及ぶ長きにわたり大切に保管しております。
近年登録された「商標登録」などは、わたくしどもの有する「先行著作権」に対して
なんら効力は及びませんのでご安心のうえご参加くださいませ(商標法第29条参照)
「アーリーキャッツ」は神奈川県川崎市を発祥の地とし、その結成は1960年代にまでさかのぼります。
巨大連合組織「CRS連合」の筆頭チームとしてメンバー数は神奈川一、
1970年代に入ると多摩川を隔てた世田谷区や大田区、荒川区など都内をはじめ全国に勢力を伸ばし、
1970年代中期には全国一とまで云われる巨大組織を誇った伝統のチームです。
チーム創設期より猛烈なスピード狂集団としてサーキットでも名を馳せたチームでしたが、
「アーリーキャッツ(野良猫)」の名が示すとおり、その戦闘能力はすさまじく
「ヒトラー」との東名高速海老名SA事件、鎌倉七里ヶ浜事件、「マッドスペシャル」との抗争、
公民館@新年会襲撃事件、そして数次にわたる「ピエロ」との抗争など無類の凶悪さと
ダイナマイトやショットガン、拳銃をつかった数々の抗争事件によってもその名を全国に轟かせました。