いつもお世話になっております。昭和後期頃の作と推測される八重山黒木ウジラ入り真壁三線を出展させていただきます。どうぞお目通し下さい。真壁型ですが、やや與那城寄りの造りのような形状が見て取れます。平成三年に新栄堂さんで張り替えをされたのが分かりますが、これは張り替え時のシール印でして製作時の年号でないことが分かります。プライバシー保護のため、所有者名はぼかしております。塗りも当時のもので、作風からや芯付け根の又という印からみましても、又吉系統の作りであることが分かるものです。材は古い八重山黒木ウジラで、シラタは全体の半分ほど占めていると思います。写真をご参照いただきたい点が二つありまして、一つは芯付け根の側面に一箇所欠けがみられますが、これによる演奏に支障はございません。また、鳩胸の画像赤印をした部分ですが、塗り割れが入っております。こちらも使用上での支障はありません。表人工皮で裏面の皮は開けてあります。民謡の低音演奏用のため、弦高設定も低めに分当て調整されています。早弾き向けの調整ですね。カラクイやチーガなども当時のもので、なかなかコレクター向けの作品にはなりますが、現状販売とさせていただきます。演奏可能は十分にです。下のURLより音色の確認が可能です。使用感ありますが、セミハードケースが付属します。ゆうパック着払い140サイズ発送となります。それではお取引の最後までどうぞ宜しくお願い申し上げます。
https://doumakiya.amebaownd.com
https://youtu.be/iEfwnUUMPOo?si=J88bfMenmXD27tKD