約1億年前(98.89+/-0.62 Ma)に起源をもつ、恐竜時代のビルマ琥珀(バーマイト)の虫入りです。
体長0.7mmのエンマムシ Histeridae(甲虫)が含まれています。琥珀のエンマムシは珍しいです。未記載属(新属)の可能性があります。微小なため現生の Bacaniusのように後翅を退化させるのかと思いきや機能的な後翅が左右とも露出しています(分類学的研究には重要です)。状態は分類学的記載に使用できるクラスですが、左側面が琥珀表面に極めて近く、研磨が怖いので粗研磨状態での研磨痕が残っています。
琥珀の大きさ:15x8x2mm
#7947
画像1:左前背側面(上)、自然光・黒背景でのブルーの蛍光(下)
画像2~3:左前側面
画像4:右後腹側面
画像5:自然光・白背景
画像6:透過光
画像7:自然光 ・手のひら
画像8:自然光・白タイル背景
画像9:自然光・黒背景での蛍光反応
画像10:UVライト(375nm)照射時の蛍光反応
送料:120円(普通郵便)