厳選された材を使い、高い技術で制作された国産のギターで、温か味のある音質です。標準的なホライゾンはメイプルのスルーネックですが、これはマホガニー材のセットネックでボディは標準的なホライゾンより5mm厚く、レスポールの材構成を基にストラトキャスターシェイプに近くしたものです。重量は、自宅の体重計で約3.4kgです。レスポールに比べると軽く、バランスの良いプレヤビリティーの高いギターです。
ESPのHPによると、1998年に製作が始まったとあります。わたしが神田にあるESPテクニカルハウスで新品を購入したのは、2000年頃と思います。これは22フレットのタイプです。
ボディトップはメイプル、バックとネックはホンジュラスマホガニー。指板はローズウッド。ナット幅44mm程、スケールは24.75インチ(628mm)のギブソンスケール。ネックはディープセットされており、ハイポジションまで楽に弾けます。 弦高は、現状011弦を張った状態で6弦2.2mm、1弦1.7mm位です。
ピックアップはディマジオで、フロントがDP-260、リアがDP-261です。オールドパフに近く、クリーントーンで、ジャズやブルースに向き、落ち着いた音色です。ピックガードは、購入時に特別に付けてもらいました。
ネックは丸い感じのグリップでやや太め、現状ストレートで余裕があり、安定しています。フレットは、最も減っているところ(2・3弦の1~3フレットあたり)で残り8割位。ペグはゴトーのアルミ製。写真のSKBのハードケースが付属します。