鐔(長曽祢興里作)竹・車透図
※※新刀「最上作」刀工の刀匠鐔!※※
【鐔】長曽祢興里作(竹・車透図)
サイズ:約. 8.85 × 8.7 × 0.55 cm
重量:約118.7g
鉄磨地、地透、丸耳。
爪で弾くとカン高い「良い音色」をしており、良質の地金を使用している事は明白。
天正・桃山拵えを意識した大振りの鉄鐔で、切羽台は4.4cm程あります。茎孔も3.1cmと、末古刀や慶長新刀などの、長寸で肉厚の刀に向いた作品となっています。
長曽祢興里は江戸時代初期の刀工で「虎徹」の名でも知られており、越前の甲冑師として活躍したのち、刀工に転じました。
独特の地鉄に耳形の瓢箪刃、小互の目を連ねた数珠刃などを手掛け、新刀期の最高峰の刀工として現在でも人気があります。
新選組局長近藤勇の愛刀としても知られ、正宗や妖刀村正らと並び知名度が高く、名刀の代名詞となっています。
本作は「虎徹と清麿」や「鐔・刀装具100選」に所載のものと同様手。
※掲載の資料は参考資料です。同梱は致しません。