■作家・作品詳細
畦地 梅太郎（あぜち うめたろう)
1902年12月28日～1999年4月12日
版画家。
日本版画協会名誉会員、国画会会員、
日本山岳協会会員。
平塚運一、恩地孝四郎に師事。
山岳風景を題材とした木版画作品を多数発表し、
「山の版画家」として知られる。
画文集の出版や装丁、挿画などの分野でも活躍。
1937年夏に軽井沢へ出かけ浅間山に魅せられ、
山を制作の主題に定めて山の風景を描いた作品を多数発表。
戦争中の満州への単身赴任などを経て、第二次世界大戦後は
「山男」シリーズを発表。
右手親指のけが、大やけどの後は家族をテーマにした作品を
多く制作した。
略歴
1902年 12月28日、愛媛県北宇和郡二名村（現・宇和島市三間町）生まれ。
当初は油彩画家を志す、
1920年 船員、石版印刷工などを経て、愛媛県から上京、
1926年 内閣印刷局に入局。
仕事の空き時間に職場にある材料で鉛版画を試みた事が
きっかけで、版画の道へ進む。
平塚運一、恩地孝四郎、前川千帆らに影響を受ける。
1927年 日本創作版画協会第7回展に出品し入選、
内閣印刷局を辞職し版画家となる決意を固める。
平塚運一や恩地孝四郎に師事している。
1932年 日本版画協会会員、
1944年 国画会会員（1971年に退会）。
東北アジア文化振興会勤務のため単身赴任した
満州国新京（現・長春）を題材とした版画集「満洲」を出版。
1949年 日本山岳協会会員。
1953年 ブラジルで開催された第2回サンパウロ・ビエンナーレに
日本代表として出品、
1956年 スイスで開催された第4回ルガノ国際版画ビエンナーレに
日本代表として出品。
1971年「頂上の小屋」「涸沢の小屋」など5点が宮内庁に買い上げ。
1976年 日本版画協会の名誉会員、
1985年 愛媛県教育文化賞・愛媛新聞賞を受賞。
1986年 三間町名誉町民に推挙、
1996年 町田市名誉市民に推挙。
1999年 4月12日、96歳で逝去。
2003年 三間町（現・宇和島市）に畦地梅太郎記念美術館が開館。
美術年鑑2015年物故欄掲載
★作品タイトル「大地」
版元：竹芳洞
日本の代表的木版画家であり、「山の版画家」として知られる
畦地梅太郎。
近年、再評価の気運が高まり若い世代からもリスペクトされています。
☆本作品は真作を保証致します☆
万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。
■サイズ・コンディション、その他
サイズ
作品 12.5cm×13.5cm
額縁 26cm×32cm
コンディション
作品は良好な状態です。
額縁は右下の枠の継ぎ目に少し隙間有りますが
比較的綺麗な状態です。
その他
作品面に作家版上印譜有り
作品裏側に管理番号、作家名スタンプ有り
かぶせ箱有り
見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、
額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
基本的に額縁は無価値とお考え願います。
尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。
☆☆真作と模写の表記☆☆
【真作】
真作保証できる作品を真作と表記致します。
作者自身、又は著作権者等で作成した
リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は
模写と表記致します。
上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
(複製画、オフセット、ポスター、工芸品など)
尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。
☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆
全ての出品作品に於いてご相談致します。
お気軽にお尋ね下さい。
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