全193ページ、美本です。
●ジャズ・オリジナル盤を熱く聴かせる管球アンプ選び
管球式アンプでジャズの魅力がいかに引き出せるか。ピアノトリオからビッグバンドまで、
ジャズのオリジナル・アナログレコードを多様な出力管/回路構成の管球式アンプで聴き、
理想のジャズサウンドを追求します。ジャズに精通するレコード店店主とオーディオ評論
家が、それぞれの視点で試聴し語り合います。
●読者訪問「ヴィンテージシステムを極める」
WE/IPC/RCA/MOTIOGRAPH
ヴィンテージシステムによる音楽再生を極める読者のリスニングルームを訪問します。大
正12年に建てられた広さ36畳、最大天井高7mの土蔵をリスニング スペースとし、ウェ
スタン・エレクトリック4151Aウーファー、ケープハート13インチウーファー、
WE597Aトゥイーターをマウントした大 型バッフルと、WE555ドライバーを2基装着し
たWE15Bホーンによるシステムを鳴らす埼玉県の愛好家の登場です。WEと同様、IPC、
RCA、モー ショグラフなど様々なシステムを自らレストアし、ヴィンテージオーディオの
道を邁進される様子をリポートします。
●実験工房 多極管によるノンNFBアンプの可能性を探る
多極管を出力管とするパワーアンプで、ノンNFB設計によっていかに歪みの少ない魅力的
な音が聴けるか。新 忠篤氏の設計によるアンプで試聴し、徹底検証します。
●WE91Bアンプの神髄に迫る
ウェスタン・エレクトリックを代表するシアター用アンプのひとつが、1936年に
登場、300A/300Bをシングル構成で用いるWE91Bアンプです。オリジナル機と、91型
の再現を目指した現代のアンプの徹底試聴を通して、その魅力の神髄に迫ります。
●「Vintage Analogue」ステレオLP全盛期に活躍した代表的カートリッジを聴く[海外ブランド篇]
1960~80年代のステレオLPレコード全盛時代に活躍したMM型、MC型の代表的カート
リッジを試聴し、魅力を探ります。今号は[海外ブランド篇]全14モデル試聴です。
●「Private Sturdy/刷新の自宅リスニングルーム 後篇」角田郁雄
dCS Vivaldiのフルシステム導入や、ディジタル・ヴォイシングイコライザーのアキュフェ
ーズDG58を活用した音場補正など、刷新した自宅リスニングルームでのデジタルとアナ
ログ再生の取り組みを紹介します。
●「最新アクティヴスピーカーの魅力」
録音スタジオをはじめ多様な場面で活躍するアクティヴ・モニタースピーカーを管球式プ
リアンプと組み合わせ、“音楽のツボを押さえた鳴らし方"を探ります。プロ業界でリーダ
ー的存在のジェネレックと、リボン型トゥイーターで知られるアダムの2ブランド4モデルの試聴です。
他にもアナログ・レコード、CD、書籍、色々、出品中です。
A2 RECORDS