◆中古品を購入して・・・・あるいは長いこと使っていてこんな事は無いでしょうか?
- スネアやタムの感度が落ちているような気がする
- ヘッド部分を叩いているのにリムショットの音しかしない時がある
メッシュヘッド面側センサのスポンジパットの劣化が原因かもしれません。
◆ローランドドラムパットのしくみ
- ローランドのPD105, PD125, KD120などの太鼓部分のピックアップはヘッド用とリム/シェル用の2つの圧電センサで構成され、打面位置検知を行っています。
- メッシュヘッド感知側は圧電ピックアップに対して円錐形状の発泡ゴムを介して接しています。
- この発泡ゴムが経年劣化で弾力性が失われ時にベトベトのタール状になり収縮します。
- 此の為、メッシュヘッドに接触しなくなるためヘッド面を叩いてもリムショット側からしかセンシングしなくなる為状況が起こります。
本商品は以上の様に劣化してタール状になったスポンジパッドを貼り換えることで新品時の感度を取り戻します。
◆商品紹介
- 純正品に比べ、素材劣化の起こりにくいイノアック社製のポロンスポンジロールを素材として用いています。
- 簡単に円錐型に積層できるように片面粘着テープ式のものを打ち抜き型を作って打ち抜き整形しました。
INOACポロンスポンジロールの特長
- 衝撃吸収性に優れます。
- へたりが少なく寸法安定性があります。
- 他の素材への汚染などの影響がきわめて少ない
◆使用方法
- メッシュヘッドを取り外します。必要に応じて清掃などをしてください。
- 中央部分がピックアップです。円錐状の発泡ゴムが見えます。
- 此の下に圧電ピックアップが有ります。
- 圧電ピックアップを壊さないように劣化した発泡ゴムのみを注意して引きはがしてください
- 圧電ピックアップの上に円錐状に積層するように新しいスポンジパットを貼り付けてください
- 感度についてはある程度(積層枚数や組み合わせ先端部形状などで)調整可能です。