□商品詳細
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160ページ
発 行:ぎょうせい
発行日:1982(昭和57)/11/10 初版
サイズ:21.5 cm x 15.3 cm x 1.6 cm
【内容説明】
『 尺八 知識と奏法 』中島聖山
・序
このたび中島聖山さんが「尺八-知識と奏法-」を出版されるにあたり,これまでのなみなみならぬご苦労に対し、まず敬意を表します。
尺八楽に関する著書は、これまでにも幾冊となく出版されておりますが、歴史から演奏法,音楽理論にいたるまでを網羅したものはなく,流としてもこうした著書の必要性を感じていたところです。
本書はそうした期待に応えるべく、尺八に関する事項を広く盛込むとともに、ある程度深く掘り下げながらも非常にわかりやすくまとめられ、都山流尺八音楽を志す方々に尺八の歴史から音楽理論までを会得していただくのに最適な著書としてお薦めします。
また、流人に限らず現在音楽の先生としてご活躍の方々や学生の方達など、広く日本音楽に興味をお持ちの方々にもお読みいただき、尺八音楽ひいては日本の音楽についてのご理解を一層深めていただきたいと念じております。
昭和57年8月 新都山流宗家 後見人 中尾和代
・はじめに
本書は尺八の歴史から演奏法,音楽理論に至るまでを1冊にまとめたものである。内容的には専門的にならないよう配慮しつつも,ある程度詳しくいたつもりである。
私が都山流尺八の師範試験を受けたときの苦労や、受験生に尺八の歴史や音楽理論を説明しようと思っても適当な教材がなく、いつも当惑することなどを考え、何とかこれらを1冊の本にまとめてみたいと思い本稿に取りかかった。従って本害は、受験生を持つ先生方や准師範を受ける方々に読んでもらうことを前提として書いている。
また、5年ほど前に数育委員会の依頼を受け,中学校の音楽の先生方に実技も含め入について説明したことがあるが、このとき、日本の音楽を勉強したくても適当な教材がなく困っているという話を聞いたことがある。
浅学菲才の私が専門家である音楽担当の先生方に参考としてもらえるような本を書けるわけはないが、尺八音楽の概略程度は、本書によって理解していただけるのではないかと思っている。
本来だと引用した文献等を表示すべきだが、専門書的で読みづらくなるのを懸念してあえて割愛したところもある。主旨を御理解いただき容赦願いたい。
最後に、本書執筆にあたり,御協力くださった生田流等曲正派の長根雅楽悠美先生をはじめ,三笠中学の佐類保先生,芳井明遊さん、北海道大学大学院在学中の宗田君に心から感謝申し上げるとともに、出版契約に尽力いただいた株)ぎょうせい企画第一課の金井勝利課長補佐,杉沢強さん,北海道支社の鈴木俊幸さんに重ねて御礼申し上げる。
昭和57年8月11日 中島聖山
【状態】
函無し。
表紙などに薄スレ、小キズ、僅かなヤケ・シミ(天)等のイタミが多少ありますが、使用感も少なく、中のページは問題なく見れます。
古本としては多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はありますが、発行年を考えると許容できる範囲だと思います。
よろしくお願いします。
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