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SONY CF-6500 懐かしい 昭和 レトロ な 整備済 初代 ジルバップ 高級 ステレオ ラジカセ
■3ヶ月保証■ 落札者様のお手元へ製品到着してから「3ヶ月間動作保証」させていただきます。 この保証期間内に基本機能を満たさない状態となった場合は「往復送料出品者負担で無料整備」いたします。
保証期間が過ぎても実費にて修理承ります。
CF-6500は、SONY初の「正立透視型」カセットローディングのコンポスタイルラジカセです。それまでのラジカセは、ヘッドとのコンタクト部分が下側になる位置構造の関係により、セッティング後のインデックス確認が逆さに表示されていました。CF-6500の「正立透視型」は、ラジカセ本体にセッティング後のカセットが正立(ヘッドとのコンタクト部分が下側になる状態)し、ドアの窓を通してカセットの状態を目視(透視)できることにより、テープの残量確認はもちろんのこと、インデックスラベルの記載内容を一目で確認することができ、カセットが回転している様子を眺めることで録音や再生を視覚的にも楽しむことができるようになりました。
★SONY CF-6500主な特徴(取り扱い説明書より抜粋) 16cm低音部ウーハーと5cm高音部ツィーターの2ウェイ4スピーカーを内蔵。 カセットの入れかたは、テープ面を下にする正立透視型。カセットのラベル文字が逆さにならず、読み取りやすくなりました。 ステレオ機器が接続できるライン入出力ジャック付きです。 高性能カセットテープが使用できる2ポジションのテープ切り替えスイッチ付きです。 外部スピーカーでステレオ音を楽しめる外部スピーカージャック付きです。 安定したFM放送受信できるFM外部アンテナ端子付きです。 チューニング/バッテリーメーターとレベルメーター2個の3メーター付きです。 ソフト・イジェクト方式を採用。カセットホルダーの開きがなめらかになりました。 その他、バリアブルモニター・ラインインモニター方式、ワンタッチ録音方式、SONY-O-MATIC自動録音方式、フル・オートシャットオフ機構など、便利な機能を豊富に備えています。 受信周波数 FM76~90MHz AM530~1.605kHz 実用最大出力 総合4w (2w+2w) 電源 AC100v(50/60Hz)・DC12v 消費電力 10W 大きさ 520×309×135mm(幅/高さ/奥行き) 重さ 7.6k(乾電池含む、他の付属品含まず)
●外装状態 操作アルミパネルは初期モデル限定のヘアライン仕上げのパネルで高級感があります。(後期モデルは量産ステイン仕上げ)
保管状態の良い個体で、この機種特有の「上面アルミ製操作パネルのクスミ・サビが無い美品」です。 (個人の主観ですが、小さな使用キズへこみは僅かにありますが、かなり少ない方だと思います。)
折れて無くなりがちなロットアンテナもオリジナルで、折れ曲がり無くスルスル伸び縮みできます。
「アンテナを留める爪」も折れずに残っています。
取ってハンドル横の金属アームはザビ浮きも殆どなく綺麗な状態を保っています。
鏡銀メッキ再塗装はしておりません。発売当時オリジナルのままです。発売当時の風合いが残っております。
●内部状態 特に手を加えた跡もなく、電子基板・モーター・ヘッド状態ともに、とても良い状態でした。 (当方が入手した時点での状態です。今回の出品製品は、このロット製品を整備しました。)
●メンテナンス内容
綾小路きみまろ漫談ではありませんが、「あれから40年~♪」 そうです発売より40年経過しております。そこで、「これからも現役~♪」となるよう整備しました。
テープレコーダー部 CF-6500に使用されているFGサーボモーターは、注油の手間を省いても長期使用に耐えるよう「2個のオイルレスメタル軸受け(油を圧力で浸含させた軸受け)」が採用されております。それでも40年経過すれは浸含した油も自然に揮発してしまい油切れを起こします。 2つある軸受けで露出しているプリー根元軸へ注油すると油切解消により、そこそこ安定した回転となるのですが、残り1個が未注油のため、使用するうちに未注油側の軸受けに起因する異音・ワウフラッター増加症状が出ます。 この症状を抑えるための防止策として、密封された残り1個へも注油するためモターを完全分解・調整しました。
不安定な回転原因となる接点ブラシの溶着汚れを磨き鏡面処理。摩滅したカーボン塵を除去した後、外部から注油できない回転軸受けへも腕時計のメンテナンスで使用する高級メイビス(ちょっと贅沢)スピンドル油を注油。これにより、軽い外部負荷でも滑らかに回転すると共に古い機種にありがちな「油切れによる異音」も全くありません。回転動作音も静かになり、今後も長期に亘り安定した使用可能となりました。
洗剤では落としきれないフライホイール溝に付着した異物を除去。異物による凹凸がなくなりましたので、モーターから送り出される角ゴムベルトの動力をしっかり受け止めるようになりワウフラッターの改善にもなりました。
プラスチック樹脂製の動力伝達カム類は、歯科医院で使用されている超音波洗浄機にて溝の奥に付着した黒い汚れ・油脂を脱脂洗浄。 フライホイールから送り出される動力のロスも改善されました。
テープを巻き上げるテイクアップ軸に使用されているプラスチック製部品は補強し、不慮のバネ脱落防止をしました。
弾力が落ち硬化が進んだ「早送り、巻き戻し用ローラー用アイドラーゴム」を良品に交換。
ピンチローラーを交換しましたので、「偏差・弾力落ち」が無くなりキャプスタンとシッカリ圧着力を保ちながらテープを送りだしています。
伸び・癖が付き変形したキャプスタン・シャフトオフの角ベルトを新品に張替え交換。 (ソニー製と1本汎用製を使用。)
パーマロイヘッドに付着した「磁性粉・サビ汚れ」は歯科用ハンドピースでヘッドギャップに筋キズを付けぬよう注意しながらサッと磨き上げました。 ヘッドの高さ・煽り調整もしましたのでテープ接触面が改善されテープパスのズレもなくなり、テープ走行が安定しています。
ヘッドを固定する高さを補修・テープ表面との圧着力を調整。テープ余分な負荷が掛からなく走行も安定するようになりました。
ベルト交換に伴い、テープ走行スピードを3000Hzテストテープと周波数カウンターにて適正スピードに調整。他のカセットデッキ・レコーダーとの互換再生も保たれております。
●電子回路
各部のスイッチを分解。接点端子の表面に付着した酸化膜を溶解させ除去・酸化防止の処理を施した上で再組み立てして回路基板に再取り付け。(接点復活剤は使用しません。) 酸化膜による不要な電気抵抗が無くなりましたので、音の片寄・左右の音質差もなく安定。 スイッチ切り替え時に於けるバリ雑音が小さくなりました。
容量低下した電解コンデンサーを発売当時のオリジナル音質キャラクターを保つようにオリジナルと同じ日本国内メーカー汎用新品部品に交換しました。
交換後は、小音量でのリスニングでも高音のパサパサ感が小さくなったように感じます。 (個人の主観です。電池切れ間近のラジオがなっているときのようなパサパサした音質ではありません。)
電子部品の付け外しに伴い汚れた電子基板は、フラックス洗浄剤で汚れを落とし綺麗にしました。
●その他
古いラジカセにありがちな「取っ手のふらつき・ガタツキ・スピーカー取り付けビスの緩み」は補強・留めなおしましたのでありません。(少し固めに仕上げました。グラグラする取っ手でイライラすることはありません。)
内蔵マイクとキャビネット間を挟むクッションゴムを弾力あるゴムに交換。内蔵マイクでカセット録音した時のカセットメカ動作音を拾わなくなり、クリアな内蔵マイク録音ができます。
スピーカー結線上にある左右2個のバイポーラコンデンサーは交換。
綺麗なツィーターで、音も問題なく出ています。
スピーカー表面を覆うコーン紙に「カビ・穴あき」は無く張りもシッカリしています。 ボイスコイル位置ズレ・錦糸線の緑青化は無く再生特性も良好です。
当時は最先端として採用されたコアキシャルスピーカー(ウーファーユニット)も、経年劣化により後部マグネットに脱落・位置ズレにより音量・音質が低下することがありました。今回の整備でマグネット補強処理しました。これにより、オリジナルの音量音質の低下を防ぐと共に安定した状態で長く御使用いただけるかと思っております。
キャビネットのネジ止め受け軸が経年により破断しやくすなっていました。 縫合糸で軸を補強しましたので、持ち運び移動途中で裏蓋がポロッと外れたりネジが飛び出す事はマズないと考えております。
●修理完了後の使用感(個人の主観範囲での感想です。ご参考までに・・・。)
内臓ステレオマイクによる録音も可能。臨場感ある録音ができます。
自動録音レベル調整も音割れなく安定して録音できています。
カセット部のピアノキー操作ボタンも引っかかり無く快調に操作できます。
左右2つあるレベルメーターは、モノーラル音源でも均等に針が振れています。 (ステレオ音源でも音に追従ながら正確に振れてます。)
ラジオ受信周波数表示するスケールメーターを覆う透明アクリルは、曇り・黄ばみ無くガラス並みに透明度も高く、目視確認しやすいです。
FMラジオ受信は、AM補完放送・中継局・地域ローカル局を含め10局以上が実用感度内で聴く事ができました。
AFC(自動受信周波数コントロール)機能は切り替え式で、スイッチONでは隣接する微弱な周波数局を聴く時は電波の強い局を優先に受信してしまいますので、スイッチをOFFにするかロッドアンテナの長さ角度を調整して選局してください。(使用なされる方の住環境により受信可能な局数は変化します。)
★こんな使い方はいかがでしょうか・・・。
単一乾電池6本入れて屋外へ。サマーキャンプのお伴に・・・。
ブランクカセットを常時入れたままにしてラジオ通販・懸賞応募先のメモ録音。 枕元に置いてラジオ深夜便の特集をカセットに録音。昼間聴くのにも・・・。
本体のAUX端子(外部入力)にパソコンを接続。YOU TUBEなどの配信音源をダウンロードした音楽を楽しむ。
会議・講演を録音したICレコーダーのモニタースピーカーとして。
もちろんスマートフォンやCD/DVDプレイヤーも接続して聴けます。
☆落札者様のアイデア1つで色々楽しめます。CF-6500をフル活用してあげてください。
●最重要事項 使用上での免責についての御断り● 修理完了後にサーモクロン(温度の記録・変化データを集積管理するソフト)を電源トランスに貼り付けた上で2日間通電させながらパソコンで温度変化を収集。一定の負荷をかけた上でトランスの異常発熱が無いことを確認した後で出品しました。それでも発売より40年近く経過した製品です。100ボルト電源での安全管理は自己責任の元にて御使用いただきますよう御願い申しあげます。
■評価について。 発送と同時に一方的に当方から評価を差し上げる立場でないと考えて居ります。 落札者様に充分チェック納得頂き出品者評価を戴いたのちに落札者様への評価をさせていただきたいと存じます。 (落札者様のご都合により「評価不要」でしたらその旨お申し付け下さい。)
●お届け内容 ①SONY CF-6500 本体 ②取り扱い説明書コピー ③SONYオリジナル 100ボルト用 電源コード ④録音再生テスト用カセット
以上4点 東京発 140サイズ ヤマト運輸 にて発送させていただきます。 ※送料は各運送会社の一般標準価格 (業者特約しておりません。運送会社ホームページより、お住まいのご住所への送料を御確認下さい。) |
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