ご覧頂き有難うございます。
オリジナル品種:卑弥呼リアルロングフィンの出品でございます。
本個体はブリードに2年を要し、ようやく納得のいく個体が得られた極上の卑弥呼です。
下記の商品説明文をお読みになりご入札をお願いします。
写真の生体をお送りします。グレードは画像にて御確認下さい。
(画像は全てiPhoneで撮影しています)
出品魚は2023年9月産まれのLサイズでございます。
オス2匹、メス2匹と思われますが、ヒレ長であるため確実では御座いません。
画像にてご確認いただければ幸いです。
リアルロングフィンであるためヒレが大きく、ヒラヒラと泳ぐ姿がとても優雅で美しい個体です。
現在、室内常温で管理しております。
加温して頂けれ採卵が始まると思われます。
これからたくさん卵を取って頂き、『キレイな卑弥呼』飼育を楽しんで頂ければ幸いです。
Instagramに親個体の動画をアップしておりますので、ご確認いただければ幸いです。
【発送方法】
発砲スチロールにて梱包しお送りしますが、リサイクル品を使用する場合が御座います。
到着日は指定可能ですが生き物の為、落札24時間以内の入金手続きをお願い致します。
ご希望の着日時等ございましたら、ご決済完了後の取引連絡よりお申し付け下さいませ。
ご決済頂きました翌日の朝までに着日時指定のご連絡がない場合には、こちらからの最短指定での発送とさせて頂きます。
※地域によりましてはご希望に添えない場合が御座います。
【送料】
送料は一律1,500円でございます。
北海道・沖縄・離島の方は+500円となります。
※海外への配送は行っておりません。
【注意事項】
※大切に育てた自慢のメダカです。
※オスメスの判断は慎重におこなっておりますが、記載内容とは異なる可能性もあることをご了承ください。
※万全な飼育環境で管理しておりますが生き物につき万が一、発送前に個体の状態が悪くなった場合は、キャンセルもしくは同レベルの個体に代替させて頂く場合が御座います。
※ 生体取引のため、神経質な方や完璧を求める方は入札を御遠慮下さい。
※ 到着に2日以上を要する地域(北海道・沖縄・離島)の方は、リスクが高くなる事はご了承下さいませ。
※ 万が一、輸送中に何らかのトラブルがありましても死着保障はしていませんので、ご理解下さいませ。
※ 発送前に個体の状態確認をしておりますが、生き物である以上、お届け以降に体調を崩したり抱卵をしなくなる可能性があります。
※ ノークレーム・ノーリターンにてお願い申し上げます。
※ 評価がマイナスの方・落札意思のない方・悪戯などの入札は、こちらから入札削除させて頂く場合がございますのでご了承下さい。
※ 出品物が生体につき、落札より24時間経過した時点でお取引の進行がないと判断した場合には自動的にキャンセルとさせて頂きます。
※ その際に落札者様都合のキャンセル扱いとなり、オークションのシステム上、「非常に悪い」の評価がついてしまう事も併せてご理解願います。
【Q&A】
以下は余談です。よくある質問をまとめましたので、ご興味がある方のみご覧ください。
Q. 卑弥呼は室内と野外どちらが良い?
A. お住まいの地域にもよりますが、春~秋は野外、冬は室内が育成しやすいと思います。
冬が近づき最高気温が15℃を下回れば、当方は室内で飼育しています。
そして春になり、最高気温が15℃を上回れば、野外で飼育しています。
野外飼育の場合は、25%日陰、75%日向になるように、飼育容器に陰を作るとメダカの調子が良いです。
Q. 卑弥呼は飼育難易度が高い?
A. 難易度は少し高めです。
特に稚魚の育成にはコツが必要です。
ブドウ目は『目が悪い』です。これが非常に重要です。
目が悪いためエサを見つけにくいです。
黒目のメダカと混泳させるとエサを先に奪われるので、ブドウ目だけで飼育する方が無難です。
一般的には過密飼育は厳禁とされていますが、当方は稚魚の段階では4L容器で50匹以上飼育しています。
こうすることで目が悪い卑弥呼でも、仲間の動きからエサを見つけ易くなり餓死を回避できます。
ただし、水質悪化には要注意です。
水質悪化の指標は色々とありますが、一番簡便な方法は水のニオイチェックです。
ニオイに少しでも違和感を感じたら、黄色~赤信号だと思い即水替えを行ってください。
一匹でも星個体が出たときも同様です。
生き物が星になるには必ず理由があります。理由が分からなければ水替えの一択です。
(pHやTDSは当てにしない方が良いと思います。当方は医薬品の研究を行っている化学のプロですが、巷にはウソ情報が多く非常に残念に感じています)
Q. キレイな個体を得るには?
劣性遺伝子についての理解が重要です。
ここからは、少し小難しく面白くない話が多くなります。
人の血液型で例えますと、AA型の『A型』とOO型の『O型』の親から生まれた子供は100%『A型』となります。
これはAO型は『A型』になるためです。
そして、AO型とAO型の子供は75%がA型、25%がO型となります(これはAA型、AO型、OA型、OO型のうち、O型となるのはOO型のみだからです)。
メダカの話に戻しますと、黒目とブドウ目の個体を掛け合わせると、その子供は100%黒目個体になります。
その黒目の子供同士を掛け合わせた孫個体は、75%が黒目に、25%がブドウ目個体になります。
このように特徴が異なる個体を掛け合わせたときに、孫個体でしか発現しない特徴を劣性遺伝子と呼びます。
卑弥呼はこの劣性遺伝子を5つ持つ個体です(ブドウ目、紅ほっぺ、光体型、ヒレ長、スワロー)。
そして厄介なのが、これらの劣性遺伝子を多く持つ個体ほど星になりやすくブリードが難しいということです。
(血が濃くなりやすい、エサを見つけにくい、繁殖しにくいなど)
そのため、キレイな個体を得るには、『劣性遺伝子の理解』と『飼育技術』が必要です。
稚魚の育成率を上げ、キレイな個体をいかに落とさないかが、腕の見せ所です。
この難しさこそ面白さであり、卑弥呼を育てる醍醐味とも言えるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。