メーカー:SONY ソニー
機種:TA-1120A
年式:1967年頃
価格:発売当時96,000円(翌68年頃に102,000円に値上げ)
SONYの名機としてオーディオファンにはお馴染みのTA-1120シリーズ、本機は67年発売の2代目モデルTA-1120Aです。当時国内初のオール・トランジスタアンプとして初代機が65年に発売され、その後TA-1120A→TA-1120Fと2度のマイナーチェンジを経て70年代後半頃まで製造された息の長いモデルでした。小ぶりな筐体に似合わず重さ約11kgとずっしり重さがあり、当時の技術やノウハウを惜しみなく投入した内部は電子部品が非常に多く、67年当時で96,000円という高級機に相応しい造りこみです。シリーズ中、最もロングランだった1120Fはそこそこ見かけますが本機1120A及び初代機は見かける事も少なくなり、現在では希少になっています。
音質はこの時代に相応しい、真空管のようなゆったりした音です。暖色系の優しい音質は御高齢の音楽ファンにも是非お奨めです。この機会に貴重なTA-1120Aを是非どうぞ。
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