RZ250 RZ350 メーター 針 リプロ 未着色ベース 3本セット
なんでメーター針、ポキポキと折れてしまうん?
ってことで、この年式になると針が折れてしまって使えなくなるメーターが続出。
こうした悲しいメーターを再生するためにリプロを入手しました。
適合はRZ250、RZ350 SR500 SR400 XJ400 XJ750 GX400 などなど、70年代から80年代前半のヤマハ車ですね。
本品はナイロン系の素材で3Dプリンターで出力されたもの。
あくまで加工のベース。色付のものの写真は作例で、商品は素材の色です。
3本セットなのは着色するときしくじることもあるでしょ?という優しさです。
画像の着色されたものは作例として掲載しておきました。
また組付け参考画像を上げていますが、当然タコメーター本体は商品に含まれません。
素材の特徴でちょっとザラついてますので、着色にはコツがいります。
テストで着色したものは車用のタッチアップペンを主に使用。
ザラつきをなくす&発色をよくするためにベースとして白を繰り返し塗って、その上から黒とヤマブキを塗ってます。
ベースの白と台座部分の黒はタッチアップによる筆塗です。
作例の針部分のヤマブキ色とトップコートはスプレーを使用。
作例を仕上げた手順はだいたい以下です。
1.タッチアップの白をパテの代わりに数回重ねて塗ってざらつきをなくす
2.乾燥したら針部分をマスキング。慎重にタッチアップの黒を台座部分に塗る。
3.乾燥後、台座の黒部分をマスキングして針部分のヤマブキを吹く。
4.さらに乾燥後、マスキングをはがして半艶のトップコートで仕上げ。
途中、必要に応じて研いだり修正したりもしてます。
白と黒のタッチペンはうちにあった適当なやつ。トヨタとかのソリッドの黒と白。
ヤマブキ色はニッペのミニホビー用。純正針の色味とは若干違いますけどね。
トップコートはミスターホビーのMr.スーパークリアーの半光沢です。
純正はABSか何かの打ちっぱなしなので、さすがに同じ見た目にはなりません。
ですが、なかなか良い感じで仕上がったと思います。
ちなみに、指で持って塗装することは無理なので、割りばしの先にクリップをつけて持ち手にしました。
それこそ、プラモ塗装用の・・・なんていうの?あのクリップ付きの棒が売ってるので、そういうのがあると便利。
あくまで素材です。工程の都合で多少のヒケとか形の崩れはあり得ます。
純正は重量バランスをとるためのウェイトがついていますが、この品はその代りにプリント形状でバランスをとっている部分があります。
まぁ、こうした細工は見えない部分で行ってますが、あくまで純正と全く同じ形ではありません。
針の刺さる穴は小さめにできてます。
またプリント材の樹脂粉が詰まってることがあるので、先の細い針などで中を掃除してから使ってください。
いずれにしてもウデに覚えのある玄人向けの品です。
昔作ったプラモを思い出しますね。
あんがい楽しいんですが、逆にいうと塗りや工作を楽しめる人だけ手を出してください。
質問もらってもフォローしきれませんから。
旧車用リペアパーツです。ノークレームノーリターンで。