サイズ=7,5x15㎝■瀬戸ノベルティは、瀬戸地方で欧米輸出用に生産されましたが、現在はほとんど生産されておりません。特に60年代から70年代にかけて生産されたものは大変希少で、瀬戸が最も活気のあった時代に製作され、これらを製作した会社の多くはすでに解散して無く、作品は殆ど輸出され、国内に僅かに残った物が在庫限りで取引される、極めて貴重な物です『鋳込み成型』によるやきもの製の置物や飾り物のことを言います。
瀬戸焼千三百年という永い歴史の中、
セト・ノベルティの歴史は、現代の二十世紀初頭からという短い期間で、
成立・発展・衰退してきた。
百余年前の明治期、「陶都」と呼ばれてきた愛知県瀬戸市で生み出され、
第一次世界大戦と第二次世界大戦を二つの大きな契機として、
「メード・イン・瀬戸」のノベルティを世界中に輸出してきました。
もっともノベルティー窯業が最盛期の頃(主に昭和30年代~昭和40年代)は、
ほとんどが貿易用として作られてました。
これもそのひとつです