すでに廃業したミニマルチの7-28MHz帯短縮型7バンドダイポールアンテナです。
異なるバンドのダイポール2本(2段)で構成した製品です。
オリジナルの取説(組立説明書)が付属します。元箱はありません。
写真に写っているマスト、木の棒材は含まれません。
約10年間使用し、1年ほど前に下ろしてカーポート下につり下げ保管していました。
組み立て時にアンテナコートを塗りました。
エレメント接続部は導電性ペーストを塗り、ネジ留め部を含めて内部接着剤付きの
熱収縮チューブ、または自己融着テープとビニールテープで保護していました。
下側の長いエレメントはロープで吊っていました。吊らないのが標準状態です。
掲載写真は仮設して吊っていない状態で、垂れ下がりがやや目立ちます。
切断した同軸にフェライトコア2個(説明書ではビーズ式バラン)が付いています。
給電部のコネクターのエレメント側はホットボンドらしきもので防水加工されて
いましたが、経年劣化により各所にヒビが入っていて、防水効果は無さそうです。
エレメント両端のキャップは付いています。
当時の設置状況は、屋根のルーフタワーに乗せて屋根から約6mの高さでした。
約20mの5D2Vを使い、下ろす直前に送信機側で見たSWR1.5以下の周波数範囲は
およそ以下の状況でした。
7MHz・・・7.000-7.080
10MHz・・・10.100-10.150
14MHz・・・14.000-14.100
18MHz・・・18.130-18.168
21MHz・・・21.000-21.300
24MHz・・・XXX(1.5以上)
28MHz・・・28.100-28.900
設置環境にも影響を受けるため参考程度にお考えください。
取説の定格を貼っておいたので、参照願います。
ATUを活用すれば、見かけのSWRが下がって各バンド全域で運用できます。
エレメントやコイルの接続の対応がわかるように直接マジックで記入しました。
内挿側エレメントの導電グリースはほぼ拭き取りましたが、その他の部分は
清掃していません。
接着剤付き熱収縮チューブと自己融着テープは完全に除去できていません。
一部にこれらを剥がすときのカッター傷が付いています。
一番長いエレメント(約1.9m)に合わせて、他は結合状態のままになっています。
エレメントを吊っていたロープは付属しません。
ご使用の際には給電部を分解してコネクターを取り替え、エレメント側を耐候性の
あるボンドで充填するか、バランの使用をご検討ください。。
エレメント接続部のタッピングネジはテープで巻くなどして抜け防止をお勧めします。
太いサイズの熱収縮チューブは、アマゾンやモノタロウなどで入手できます。
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