☆Release Date : 07/28/2001
180g重量盤高音質 澤野工房 ピアノトリオ名盤
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ハエ(FLY)が飛んで(FLY)コーヒー豆のブラジルへ。そんな心くすぐられる原盤を再現したかわいいジャケットからとびだしてくるのはドイツのトリオが奏でるBOSSAのテイスト。体の中で静かに眠っていた情熱に火がつくような、そんな大人の味がします。
'62年頃ブラジルで生まれたボサ・ジャズ(サンバ・ジャズ)。60年代中ごろにはその全盛期を迎え、多くの優れたピアノ・トリオあるいはコンボを生み出した(例えばミルトン・バナナ、ジョアン・ドナート、ワルター・ワンダレイ、セルジオ・メンデス、タンバ・トリオなどなど)。
そんなボサ・ジャズがどうやって'75年のドイツまで伝承されていったかは今、学会でも議論の真っ最中ではあるが、それはさておいてこのヴァルター・シュトラート(p)、ディーター・ピータライト(b)、ピーター・シュミット(ds)の御三方。彼らのひねり出すジャズにはなにか憎めない愛らしさと言おうか、お茶の間感と言おうか、そんなコンパクトで魅力的なスイングが潜んでいるようなのだ。
ブラジルをテーマにしているとはいっても、いわゆるボサの特徴であるシンコペーションするドラムのリムショットをあからさまにやっているのはTr.1、3、7の3曲。あとは良好な解釈をほどこしたスタンダードを交えながらヨーロッパのピアノ・トリオ・スタイルをそのさりげないセンスで聴かせてくれる。いうならシャレのわかるピアノ・トリオといったカンジか、いやダジャレではなくオシャレのほうですよ。
泣く子も黙る音楽史上、最高傑作、世界的大名盤中の大名盤。捨て曲なしの大傑作。
国・年代・ジャンル問わず、今まで聴いてきた数千ものアルバムの中でも、自分の最も好きなアルバムを挙げろと言われれば、間違いなくこのアルバムです。
ジャケットのデザイン・収録曲・音質、共に最高。25年程前、1990年代中心に発売当時、自身で新品購入後、自宅保管の美品澤野工房オリジナル盤仕様。当時からアナログ盤は大変希少で、入手困難で、作品が作品だけに、高額取引されていますので、滅多にお目にかかれませんし、状態の良い物は、もう世界中にそんな数はないのではないでしょうか。
数々のディスクレビュー本で絶賛され、後世に語り継がれていく歴史的大名盤、内容の良くないアルバムを何十枚買うよりも、この価値ある必聴盤を、マスターピースです。今もなお大人気で相場も上がっていく一方ですし、ぜひ、この機会に。
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