→はじめに
!!下記の文章を全てお読み頂き、ご納得ご了承された方のみ、当該オークションへご参加ください。
オークション参加された皆様はオークション形式の便宜上、
全て、ご了承されたものとみなさせて頂きますので、
ご注意ください。!!
必ず、最後までお読みください。 <追記ある場合がございます>
☆☆☆プレゼントその①
VICTOR製作、当時物DDー9などを詳しく紹介、DDシリーズカセットデッキ専用カタログ(完全カラーコピー版)をお付けいたします。
☆☆☆
カセットフェア/プレゼントその②
!終了間近まじか。。マジですよ~♪ 未開封新品/主要メーカーカセットテープ3本SETプレゼント!!(種別、銘柄おまかせになります)
【商品の説明】
ブランド、メーカー :VICTOR ビクター
型番 :DDー9
カラー:
サイズ:
型式 | ステレオカセットデッキ |
ヘッド | 録音:SA 再生:X-cutSA 消去:2ギャップSA |
モーター | クォーツロックパルスサーボDDモーター DCモーター |
周波数特性 | メタル:15Hz~20kHz、25Hz~18kHz ±3dB(-20VU録音) 25Hz~12.5kHz ±3dB(0VU録音) |
SN比 | ANRS off:60dB(WTD、1kHz、3%THD、メタルテープ) ANRS on:1kHzで5dB、5kHz以上で10dB改善 |
ワウ・フラッター | 0.019%(WRMS) |
外形寸法 | 幅450x高さ110x奥行325mm |
重量 | 7.6kg |
【商品の状態】 ヤフオクで「完全動作品」を高額落札購入後、一度チェック、その後保管。
使用状況 :約5年保管中でしたが、去年末取り出してチェック、その後保管。
外観; 天板全面に汚れが見られ、側板はそれなり。正面<一番大事>、背面は良い状態を保っており(私見)当館GOOD判定。
機能; いろいろご報告事項有り(以下、全て私見による個人的判断が混ざります)。
カセットリッドは手動ですので、簡単、且つコンディション良く(私見)しっかり、カッチリしたタッチで開閉可能OK 〇
ヘッド回りは新品じゃない?と思ってしまうほどキレイに見えます(私見)
前にメンテされてたんではないか、と思われます。
ランプ類~一連の操作をしてみて、全て点灯すべきランプは点灯します。点灯OK 〇
PLAY 動作OK 〇 FF 動作OK 〇 REW 動作OK 〇 REC 動作OK 〇 PAUSE 動作OK 〇
電動タッチINPUTボリューム 動作OK 〇 スライドスケールOUTPUTボリューム ガリノイズ無し動作OK 〇
スライドスケールINPUT BALANCE ガリノイズ無し 動作OK 〇 テープカウンタ正常作動の様相OK 〇
ANRS,SUPER ANRS(後述)音質変化を確認OK 〇 各種スイッチ正常オンオフ動作OK 〇 etc,etc...
<上記は全て私見による結果判断、且つ一過性の短時間チェックによるもので、又、今後変化することも十分予想されます
ので、上記現状の状態は全て保証するものではありませんことを、何とぞご了承くださいませ。>
基本的な動作はほぼOKですが難点(後述)があります。
※短時間でのチェックなのでタイマー、メモリー、マイクなど、未チェックの部分もあり、全ての機能を検査してはおりません。
☆この製品には、コンピュータによって自動でテープ性能測定調整するチューニング機能=<コンピューターB.E.S.チューニング>を
搭載しております。
録音用のテープを本体リッドにセットして、
COMPUTER CALと書かれたSTARTボタンを押すと、セットした録音用テープが自動で早送り、自動でREC状態に。
3ヘッドなのでリアルタイムで計測用信号を録音ー再生していきます。<画像⑧、⑨>
BIASランプが点滅してバイアス計測を開始→→BIASランプが点灯に変わり、横のEQ.Lランプが点滅→→EQ.Lランプが点灯に変わり
横にあるSENSランプが点滅→SENSが点灯に変わる。。。と、ここまではよかったのですが、本来でしたら次の横にあるEQ.Hランプが
点滅するはずだったのですが、ここで計測が中断し、テープが自動的に巻き戻り、ERROR(赤)ランプが点滅します。
上記動作は何度かBESを動作させても、テープを変えて行っても同じ結果でした。
この場合、STARTボタンの横にあるPRESETボタンを押すとERRORランプは消え、PRESETランプが点灯(テープ種別のバイアス、EQ、
感度が設定される)します。この場合でも、プリセットモードでテープ毎にセットされた数値で録再は可能です。
BESが正常動作する場合は表示窓にある4つの短いバー状のランプが全て点灯状態になりますが、こちらの機種では途中でプリセット
モードでの設定になります。原因は、後述の件でも関連があると思いますが、録音再生アンプ等の中にある部品が劣化しダメんずになっ
っているので、そこでEQ.Hが計測出来ずにコンピューターがそこで中断してしまうのではないか、と踏んでおります。
ちなみにEQ.MとEQ.Hはミッドとハイの略称ではないか、と思うのですが、イコライザーの中域と高域で別個に計測するシステムなのだと
すると、録再アンプ(イコライザアンプ含む)の一部部品に不良が出ていると考えると、後述する症状もつながってガッテン出来るのです。
視聴: チェック初めは、ミュージックテープ再生、自己録再音は見事なハイファイサウンドでした。(画像③)
多少L側の出力がRに比べて小さいのがバーグラフで視認出来ましたが、聴感上はLRともに正常、ボーカルも試聴位置中央に展開し、
クリアでワイドなハイファイ音を聴かせてくれました。聞き慣れたミュージックテープなので、再生音が良好かどうかは一聴してわかりま
す。この機種については、極めてテープ原音に忠実な再生音でしたので、基本性能は非常に優れていることがわかります。
ちなみに、試聴用テープはDOLBYーBタイプ入りでしたので、ビクターで言う所のANRSーONでの再生です。
再生、早送り、再生、巻き戻し、再生、早送り。。と、10回くらい繰り返していると、L側の出力がとたんに小さくなり、バーグラグでもそれが
はっきり確認出来、再生音もR側が中心に音が寄るかたちになってしまいました。
その後は、試聴初めに戻らず、ずっとそのままでした。 おそらくですが、録再アンプの一部部品に劣化による寿命が来たのではない
か。 不良部品の寿命は、試聴初めにはすでに尽きかけていたのだと思います。 尽きる間際のローソクの灯のように、最後に聴けた
美音だったのでしょう。
それを、BESチューニングの件と合わせて考えると、つじつまが合うように、不具合の出どころが何となく想像出来ます。
基本的な操作、一番大切なテープ走行のためのメカ部などは特段の異常は見られず、自慢のモーターも好調(私見)、録再音も
素晴らしい音を聴かせてくれましたので、メンテナンスが必要にはなりますが、極めて正常動作復活が予見出来る、不具合有れど
この機種の希少性、発売年代(1981年)からしてこの良コンディションは状態もGOOD判定となるのでした。(もちろん、メンテすることを
織り込んで~メンテで復活の可能性大、ということを織り込んでの判定です)
====クオーツ制御のパルスモーターで驚異のワウフラッター0.2%を切った<記録的>天才児モデル。
コンター改善形状加工型センアロイ3ヘッド+コンピュータBES+高音質DCアンプで万全の備えの名品====
スペックも優秀なら出てくる音も文句無し、原音に忠実な再生音を奏でる逸品カセットデッキです。
過去、カセットデッキ専門の或るエンジニアさんから聞いた話ですが、カセットデッキで高音質を狙う開発で、一番音質に影響するのは
「 コンターエフェクト 」だということでした。これには少々意外な感じも受けて、いや、そもそもコンター~って、何?って感じでした。
コンターエフェクトをオーディオ専門誌などで調べるとヘッドの録再音質の、特に低域で発生する音のうねりのようなもので、
コイル方式のヘッドの宿命として、低域干渉による周波数特性の変動が及ぼすコンター効果というものが、再生音にこびりつくようにけ
っこうな悪影響を与えるもの、ということで、長らくカセットデッキ開発者の懸案であったのでした。
ビクターはメタルテープ対応のために加工のムズいセンダスト合金を他社に先駆けて初めてデッキヘッドとして開発したメーカー。
さらにBESと呼ぶコンピュータチューニングも他社に先駆けて搭載したほどの、磁気記録製品のリーダーたる存在でした。
さすがにビデオデッキの映像機器で一世を風靡していたメーカーならでは、です。
そのビクターがメカでオリンピック並みの金字塔スペックを成し遂げたパルスサーボでダイレクトでドライブでクオーツロックなモータ
ー。。に、
先進性で好評だったBESやオールDCアンプ、それにこれも金字塔だったセンアロイヘッドを3ヘッド化しかもこの機種で、従来のコンター
エフェクト問題を解決すべく、SAにX-CUTと言う特殊形状加工を施すことにより効果的にコンター低減を実現し、その無駄な付帯音、
ノイズを一掃して今までになかったクリアさとワイドレンジを獲得したのがDD-9をトップにしたDDシン・シリーズなのでした。
コンターエフェクトに関して言えばその後、テクニクスからコンターエフェクトを完全に消去させることに成功する製品が出るまでかなりの
長き時間を要しましたが、メタルが出現した当時からコンター効果を無くす努力、技術を駆使していたことはやはりさすが、というほかはな
いのであります。
この機種にはNRとしてビクター独自のANRS<オートマチックノイズリダクションシステム>
更にそれを高域にかけてグレードアップしたスーパーANRSが乗っています。
ANRSは構造上ドルビーBと同等で、完全互換性がありますが、SUPER ANRSは、「搭載機」だけの自己録再専用になっております。
ちなみに、ANRSはスーパー版ともにビクター2ヘッド機で学生の時から聞き慣れておりましたが、この機種の、試聴におけるANRS効果
は自然で良好な好ましい感じに聞こえております。(音質変化はSUPER ANRSも確認しております。)
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付記
クォーツロック・パルスサーボDDモーターを搭載した3ヘッドカセットデッキ。
メカニズム部にはDDフォノモーター技術をベースにカセットデッキ用に開発したパルスサーボDDモーターを搭載しています。
このモーターの基本形状は、4相8極平面対向ブラシレス・スロットレス・コアレス・FGサーボ・ダイレクト・ドライブとなっています。ビクター中央研究所で開発されたホール素子が極性のスイッチングを行うブラシレス構造によって機械的接点を排除し、モーターの回転精度や長寿命化を実現しています。そして、ブラシレス、コアレス、スロットレス構造によってコッキングなどの回転ムラやノイズの除去を図っています。
パルスサーボDDモーターでは周波数発電機によって回転数を検出する方式を採用しており、204極102パルスの全周積分型とすることで位置的なズレによる検出誤差がありません。さらに、最初から位置的なズレが起きないようFGマグネットはキャプスタンと同軸で、基板のセンターを保持しながら着磁する方法を採用しています。また、温度上昇によるトルクむらも防ぐためオートバランス回路を搭載しています。
DD-9ではさらにクォーツロックを搭載しており、パルスサーボによってコントロールされた回転数をクォーツロック制御で定速回転に保持しています。
フライホイールには変調ノイズに有効な複合材質を採用しており、鳴き(振動)によるフラッター成分や高域のにごりを排除しています。
オールDC構成アンプを採用しています。
DC構成アンプは信号系コンデンサー数を減らす事ができるため、コンデンサーによって発生する歪やノイズ、位相の変化を減少させ、過渡特性も改善されています。特にヘッドアンプはダブル差動アンプを用いたダイレクトカップリングとし、マイクアンプや録音アンプ、ANRS回路も±2電源によるDC構成アンプとするなど、音声信号の通るアンプは全てDC構成化しています。
再生ヘッドにX-cutSAヘッド、録音ヘッドにSAヘッドを用いたコンビネーションヘッドを採用しています。
録音専用ヘッドと再生専用ヘッドを使用する3ヘッドシステムは、それぞれのヘッドに最適のギャップ幅がとれるため、より忠実度の高い録音・再生が可能になっています。
SAヘッドはパーマロイ6層ラミネートコアのテープ摺動面にセンアロイチップを高温接着した独特の複合構造となっており、コア損失やギャップ精度、耐摩耗性、耐蝕性などの面で多数の利点を得ています。また、最大磁束密度が高いためメタルテープの優れた高域特性にも対応しています。
さらに、X-cutSAヘッドでは高域の伸びに対応して低域のうねり(コンターエフェクト)も改善されています。
消去ヘッドにはSA(センアロイ)消去ヘッドを採用しています。
マイクロコンピューターを用いたB・E・Stuningシステムを搭載しており、テープごとに録音バイアス、録音イコライザー、録音感度が自動設定することでテープ1本1本ごとにジャスト・チューニングが可能です。
また、DD-9型への搭載に当たって3ヘッド用B・E・Sの方向を検討し、チューニング時間はそのままでより精度を上げるために再設計がされており、いっそうバランスのとれた録音がしやすくなっています。
フルロジックコントロールを採用しています。
ノイズリダクションシステムとしてANRSとSuperANRSを搭載しています。
ピークとVUの切替えが可能な2色FLレベルメーターを搭載しています。
このレベルメーターは左右それぞれ18セグメント、1セグメント20ドットの蛍光表示板で、特に0VU以上の赤の発色に工夫をこらしています。
新開発の4桁電子カウンターを搭載しています。
このカウンターでは、テイクアップリールに連結して回るマグネットの磁性変化をホール素子で検出してカウントし、FLで表示しています。また、2点メモリー機構を備えており、オートリワインド機構との併用で任意の2点間のリピート再生も可能です。
さらに、この電子カウンターはスイッチの切替えでストップウォッチとしても使用でき、テープ走行時間を表示するため、テープ残量時間を確認できます。
入力ボリュームには電子ボリュームを採用しています。
この電子ボリュームは、従来の丸ノブ回転式からモータードライブによるタッチ式に変更されています。
タイマースタンバイ機構を搭載しており、別売タイマーを接続することで留守録音や目覚まし再生が可能です。
また、誤消去防止用のタイマーセーフティロックも備えています。
レックミュート機構を搭載しています。
メモリーリワインド機構を搭載しています。
ヘッドホンに連動した再生ボリュームを搭載しています。
注意事項:
<!!但し、上記の一切は私見であり、短時間の簡易チェックのみですので、変化する可能性もあるので、上記を含めた
一切の性能、動作、コンディションなどの保証は出来ません。(他の大多数の出品者様の中古出品物と同様です。>
又、稀に落札品のボディカバーを取り内部をいじった上、不良品とクレームをつけてくる事案があるそうですが、当方は
筐体の内部は一切手をつけておらず中も見てはいないので(自分の出品物は全て同じく)把握していません。
当方は素人ですので内部構造など詳細はわかりかねますし、自分で筐体を開けたりは一切致しておりませんので(そもそも
取説等にも「お客様への注意、購入後の危険行為として禁止」とされている場合がほとんどと思います)
本体内部未確認、又当該出品物の全ての機能はチェックしていません。従いまして本体内部の状態についても
一切保証出来かねます。
こちらの機種は可動品になりますが、一部不良箇所の見られるジャンク扱いですので、ノークレームノーリターンでお願い致します。
これら上記の事を全てご了承頂いた方のみ、ご入札をお願い致します。
※又、輸送事故によるトラブル等に関しましては、当方は関与出来ませんので輸送業者様と直接ご相談をお願い致します。
ご希望により、一定の保証もつけられます。ご相談ください。
当方は輸送事故防止の観点より、出品物には全て<全方位ガード梱包>を基本に梱包させて頂いて
おります。その関係で、梱包体積が一回り大きくなる場合がございますが、何分にも不測の事態回避の一環として
ご理解、ご協力賜ります様、よろしくお願い申し上げます。
※昨今の輸送資材の高騰等により大量に使用する当館のガード梱包もかなりのコストアップを強いられており、
今まで他の面での節約で乗り切ろうと努力して参りましたがそれも限界で、
このままでは当館の基準に叶う送り出しが不可能な状態に追い込まれております。
この様な事情によりまして、誠に心苦しい限りでございますが、
運送会社の請求する配達料と別に、純粋に梱包資材の仕入れ値上げ分の一部を
<本体の形状、大きさ大小により¥500~¥1000の範囲内で>ご負担頂くことになりました。
<コチラの製品は¥500になります>
ご落札者さまへおかれましては、何とぞ、諸事情お汲み取りの上、心よりよろしくお願い申し上げます。※
発送は、ヤマト運輸、佐川急便、ゆうパック等を予定しておりますが、
誠に勝手ながら、当方都合にて、選ばせて頂き、落札者さまには、その都度、仔細をご連絡させていただきます。
但し、受取日時などのご都合に関しましては、落札者さまのリクエストがございましたら事前にご相談ください。
お手渡し、などの取引形態は、こちらのお品に関しましては、基本的に承っておりません、どうぞご了承ください。
※→現在全国的に、交通事情、また各運送会社の輸送状況が変動しています。
通常よりお時間を頂く事も予想されます。詳細は、取引ナビで随時、ご連絡させていただきます。
※今回、出品期限の短期化、当方事情により
入札不調の際、誠に恐縮ではございますが、当館の判断にてやむを得ず出品を取り下げさせて頂き再出品する場合が
ございますので、ご承知おきくださいませ。
※追記でお伝えする事が、まま、ありますので、恐縮ですが最後に追記が入っていないか、その都度ご確認をよろしくお願い
致します。
不明点はご質問ください。
(2024年 4月 2日 23時 31分 追加)PS.
文中、=線冒頭の「ワウフラッター0.2%を切った」は、 「ワウフラッター0.02%を切った」 の間違いでした。
桁を書き間違えておりまして、訂正させてお詫びいたします、誠に申し訳ございませんでした。
(偉業を成し遂げたビクター様にも、申し訳ございません。)
PS.2
※外観につきまして、書き漏れ点がございましたので、追加付記させて頂きます。
本体の操作ボタン、つまみに薄っすらと(緑青<ろくしょう>っぽい)錆が浮いているのが見られます。
操作そのものには特段の影響はございません。(現状)
(見た目にはほぼ目立つことはありません(現状)が、クレ556など、適用するサビ落としなどで慎重にケアするなどの
メンテ策が有るかと存じます。)
以上です。(jibun-museum テスターT.)