【 Herno / ヘルノ 】
1948年に創業。時代を超えて愛され続けるコートに定評のあるイタリアの老舗ブランド。
キートンやベルベストが加入するクラシコイタリア協会発足時から加盟しており、コートの名手
としてその名は世界中に知られています。
品格を感じさせつつもスポーティーで機能的な作りが、お洒落なイタリア人をはじめ。世界中の
洒落者たちを魅了しています。ラグジュアリーながらも使い勝手を追求した機能的な素材の開発においては他のブランドを圧倒。
昨今コートの他ダウンジャケットも人気を集めポストモンクレールとして人気を集めております。
【 アイテム 】
暖かい日差しのもと、吹き抜ける春の風が実に気持ちの良い今日この頃。重たい衣類を脱ぎ捨て、
軽やかなお洒落を楽しむ季節です。お洒落をするのが楽しい春なのですが、¨昼夜の温度差¨があるのが悩みどころ。
日中は暖かくても、朝夕は肌寒い・・・・・、着るものに迷いますよね。
そんなときに心強いのが、『スプリングコート(春物コート)』です。
高温多湿の日本では、春になったらコートは着たくない&持っていない方が多いでしょう。
ですが、近年スプリングコートが日本でもようやく認知され、売れはじめております。
異常気象の影響で、冬の寒い時期が春にズレ込んで、そのためにスプリングコートが文字通りに春に最適のものになったからでしょう。
季節のズレをなんとなく肌で感じてらっしゃる方も多いと思います。過去10年の平均気温を見ましても年々気温が下がっていますので、
春のコートの必要性も頷けます。
しかも、スプリングコートは活用できる期間が結構長いです!
オンスタイルのコートとしてはもちろん、今の時期ならカーディガンの上にジャケット代わりに、とか。
気温が高くなったらカットソーやシャツの上にサラッと羽織ってブルゾンのように、とか。
工夫して着用いただければ、これからの時期から夏前まで着られます。ですから、持っていて損はない。
非常に便利なものです。
【 コメント 】
Herno(ヘルノ)からご紹介する「リネン100%のトレンチコート」。
スプリングコートの素材といえば、ナイロン素材が人気。その魅力は言うまでもなく軽やかさですが、
単に軽さだけを基準にするのは危険です。大人にはやっぱり天然素材の選択肢も捨て置けません!!
高温多湿な日本の夏において、もっとも最適なのは天然の機能素材リネンに限ります。
好感度の絶対的指標といっても、決して過言ではないのが、さわやかさや軽やかさ。
クラシックなトレンチコートデザインは、リネン素材を用いることで、上品さや清潔感、ラグジュアリー感までアップ。
何よりそれを纏うことでリッチな余裕感が漂います。リネン特有の単体で見栄えする表情(威力)があるため、
着こなしに一点投入すれば、差し色的なアクセントになる点など効能はさまざま。子供っぽくなることなく、
ヌケ感と上品さを装備できるパワーアイテムです。
リネンの魅力を思う存分に堪能できるシャンブレーカラー。
同じステンカラーコートでも、チャコールグレーとサックスブルーでは印象がまるで異なります。
スプリングコートを着るなら、このギャップを使わない手はありません。ビジネスで着慣れたコートも明るい色にするだけで、
春らしい陽気で軽やかな雰囲気に。コートは面積が大きいだけに、そんな色による季節感演出の効果は大です。
まさに春の陽気を思わせるブルーグレーカラー。ミドル丈も相まって、コートでありながら実に軽やかな印象に。
軽快な見た目の一方で、コーティングを施したストームシールによって春の雨も安心です。
一見するとそんな機能性を感じさせないナチュラルな素材感こそ、この素材の醍醐味。見た目もリネン特有の粗野感がなく
クリーンで高級感たっぷり。リネン素材においても別格の出来栄え!
いつの時代も輝きを失わない傑作¨トレンチコート¨
通気性と撥水性を備えるコットン素材のトレンチコートは、テックな中にも上質感漂わせ、
ドレッシーでありつつ適度にミリタリー的な無骨さを備えているところが大きなポイント。
トレンチコートはベルトを締めることが前提ですが、こちらはベルトを閉めなくてもサマになります。
バサッと羽織れる、このゆる~い感じ、今の気分にピッタリかと思います。トレンチコートをもっと着こなしやすく!
そんなアレンジが秀逸です。
フロントは8ボタンのダブルプレスト。襟はボナパルトカラーなのですが、コンパクトな襟羽根(ショートカラー)に
アレンジされているので、襟を立ててもやり過ぎ感がなくスマートな襟立スタイルをお楽しみいただけます。
コシのある素材と襟腰によって自然な状態で立ち襟がキマるうえに、¨ 襟倒れ ¨を心配する必要はありません。
襟腰後には¨HERNO¨ロゴ入りのメタルプレート付き。
その他のディテールは、台襟に「チンストラップ」ネックに「チンフック」、身頃に「マフポケット」、
袖先に「飾りストラップ」。 後ろ姿から窺える機能的仕様は、雨が最も当たる背の上部につくケープ状のヨーク
¨ケープド・バック¨と、センターベントで後ろも抜かりなし。
また、本格派の名残を残すガンパッチやエポーレット風のデザイン等を採用することで、トレンチコート本来の魅力
(ミリタリー由来の男らしさ)を味わえます。
ウエストには「着脱式のベルト付き」。
ガウンのように、ただ巻いて留めるだけで、着る者をよりカッコよく演出し、男らしく、艶っぽさを最大限に発揮。
ベルトを締めるとより際立つ、ふんわり広がったスカート風の裾がエレガントです。
ハンフリー・ボガードのトレンチスタイルよろしくベルトを絞ってシルエットに緩急をつければ、
男らしくもグラマラスなシルエットも思いのままに決まります。
内側は背抜き仕立て。身返し+裏地を用いることで、ペラペラし過ぎずきれいなシルエットを構築。
脱いでも安っぽく見えることはありません。着丈は膝上丈よりも少し短い¨軽快な指先丈¨。
定番のデザインながら、春らしい軽妙洒脱なコーディネートを実現してくれますよ。
スーツの上からでもカットソーの上からでも着れるオンオフ兼用コート。
着回しの点でも百人力です!!
モテる洒脱さと大人らしいリッチさを備えたリネン製のスプリングコート。
春夏アウターはコットンやナイロン素材のアウターが定石ですがより大人っぽく、
肩の力の抜けた印象に魅せられるのがリネンのアウターです。
王道のトレンチコートも、リネン100%かつこんな品良い色みならエレガントな雰囲気になります。
コーティングを施したテクニカルリネンは、麻本来のハリ感は保ちつつも、麻100%にありがちなカチカチザラザラとは無縁です。
是非ともコチラのアイテムで、男らしさと春らしさをサラリと両取り下さいませ!
【 ディテール 】
・トレンチコート
・8B+1Bダブルブレスト
・襟:ボナパルトカラー(襟腰付き、後中央にロゴプレート付き)
・首元:着脱式チンストラップ、フック付き
・肩:ガンパッチ
・身頃:マフポケット
・袖先:飾りストラップ
・背中:ケープド・バック
・背抜き裏地
・内ポケット2つ(ジップポケット)
・ハンガーループ
・刻印入りボタン
【 生地 】
素材は、見映えとテクノロジーを兼備した「テクニカル・リネン・ファブリック 」です。
ヘルノらしい厳選した最高級リネン素材(アイリッシュリネン)を、低速編み機で負荷がかからないようにゆっくりと
厚手のシャツ位の厚みに織り上げた、リネン100%の平織物(ポプリン)です。
リネン特有のハリ感に、しっとりソフトな質感を加えた「ストームコーティング」。
もちろん単なるリネンファブリックではありません。こちらの生地ですが、ホワイトのシャツ用のリネン生地に
ワックスで色染めすることで、軽い撥水性も加わったテクニカル素材。さらにリネンのデメリット
(ごわごわチクチク感やシワになりやすさ)を克服。
ハリコシ感のある風合いは、単なる清涼感を求めた
リネンとは思えないほどハイクオリティ。さらに、使うほどに柔らかくなじみ、経年変化する風合いも楽しみです。
リネンの特徴を挙げますと、
コットンと比べ、吸水スピードは約4倍、発散は約2倍なので『吸水性が高く、乾きも速い』
熱の伝導率が低く、熱を逃しやすい性質のため常にサラッとした状態の『 爽やかな涼感 』
天然繊維の中で、もっとも丈夫といわれる「リネン」なので『 強くて長持ち 』
汚れや雑菌をはじきやすいリネンの繊維に含まれるペクチンによって『 汚れにつよくて清潔 』
焼却した際に有害物質が出ず、廃棄物も土壌に吸収されやすい『 エコ素材 』
つまり、機能的で風合い豊か、さらにはエコという完璧素材。
見た目も、加工によってリネンの表情を良い意味で控えた風合いと上質感を両立。
白地に色染していますので、縦横に白いフシが強く現れ、定番の無地なのにエレガントに、涼しげに見えることが特徴です。
雑味のないアイリッシュリネンのような深みの質感(凛とした表情)も素晴らしく、手にした瞬間に質の高さが伝わります。
【 組成 】
表地/リネン:100%
裏地/コットン:100%
【 色 】
軽やかかつエレガントな『ブルーグレー』になります。
リネンの節(ふし)や白浮きを強調した清涼感とエレガンスが同居するシャンブレーカラー。
グレーやネイビーより軽くなくチャコールグレーほど重くない、柔らかな中間色が春夏のエレガンスを代弁します。
凛とした若々しい印象のブルーと、落ち着きと気品のあるグレーといった男の着こなしの必要なすべてを兼ね備えた紳士カラー。
飽きずにとにかく使えるカラーですので合わせる色を選びません。
【 サイズ感 】
シルエットは、『細すぎないスマートなシルエット』となります。
昨今主流になっているタイトシルエットではなく、メイン顧客である大人の男性を意識した程よい細身シルエットになっているので、
窮屈で動きづらいということはありません。とにかく着やすく(動きやすく)、「細すぎないのに洗練されて見える」ことがポイントです。
特に注目して頂きたいのが、『バランスの良いミドル丈』です。
着丈は90cm、俗にいう『1:1の黄金比』。着用時にちょうど上下の比率が1:1になるので、
すごくバランス良く見えます。着回しやすさ、都会での快適さを考慮したベストレングス。
【 サイズ 】
「 50 」
【 サイズ実寸 】
着丈: 89.5 cm
肩幅: 47 cm
身幅: 58 cm
袖丈: 67.5 cm
採寸位置
着丈・・・後襟付け根中心から裾
肩幅・・・肩先から肩先直線
身幅・・・袖付け根位置の脇下両端直線
袖丈・・・肩先、袖付け根から袖口
全て平台の上に平置きし、外寸を計測。
サイズスペックは各サイズよりランダムに選んだ一個体の実寸値となります。
商品により誤差がある場合がございますのでご了承ください。
【 着用シーズン 】
春/夏/秋
【 品番 】
IM0126U
【 状態 】
新品未使用
この製品は特殊な色染により、表面にムラ感があります。これは製品の欠点ではなく
素材ならではの特色であり、ほかの素材との違いを生み出しております。
【 付属品 】
スペアボタン、タグ
【 製造国 】
イタリア製
【 定価 】
14万3000円 (税込み)
【 備考 】
こちらをクリック