甲州金では一匁(3.75g)以下の量目は端金(はきん)と呼ばれます。武田氏滅亡(天正十年、1582年)後の四金座(松木家・志村家・野中家・山下家)の中で松木家と志村家のみ端金が確認されています。
今回は委託品です。委託者の購入価格は総額52000円とのことですが、早期の換金のため十分の一以下に値下げして出品することに同意していただきました。撮影の際の光の量によって実物と違った色に写ることがあります(3枚目の画像が最も実物の色に近いように思います)。タイトルに記載した量目は委託者宅の計量器で測定した値です。0.2g以内の誤差をお許しください。これまで一度も鑑定に出したことがなく、正真正銘の真贋不明ですが、トラブル防止のためあえてレプリカとして出品させていただきます。また、金品位を記載した保証書が見当たらないとのことですので、非金製品として出品させていただきます。高騰防止のため即決価格をご用意しました。自己紹介欄にオークション休業日を記載させていただいております。お手数とは存じますが、ご入札前にお読みいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。