「麻野涼」(著)
死刑台の微笑(初版 2014年10月15日)
三人の少年によって、ひとり娘を惨殺された母親は、娘の無念と悲しみを晴らすため、会社を辞して、地裁での意見陳述に全てを賭けた。地裁で、三人の裁判を傍聴し続けた母親は、娘を殺害した三人の凶行を知るにつけ、憎悪を増した。死刑判決を望む被害者の母に立ちはだかる、少年法。判決を有利へと導く加害者の弁護士たち。少年審判を抉る問題作!
誤診死(初版 2015年2月15日)
群馬県の田舎町で起きた夫婦殺害事件。警察は被害者の幼馴染で建設現場労働者の大船貢を逮捕した。全くの濡れ衣であったが、逮捕・裁判の過程で、貧しいながらも幸せだった家庭は一挙に崩壊した。事件が起きた時、小学校三年生だった三女・典子は、成人して看護師として働いていた。ある日、元教師の老人が入院してきた。毎夜うわごとを繰り返す老人の言葉は、偶然、父の冤罪事件に関係したものだった。典子は復讐を決意する―。社会派ミステリーの力作!!
以上2冊 2014/15年度版 文芸社文庫
読むのに支障はございませんが、あくまでも中古品のため、 細かなことを気になさる方の入札はご遠慮申し上げます。 |