谷崎潤一郎肉筆による封緘葉書。消印が掠れて読めないがおそらく昭和17年12月と推定。熱海ホテルにて「細雪」の執筆を開始し、また熱海に別荘を買ったのはこの年の頭の為。また前年に結婚した渡辺重子の夫、明のことが出てくる。細雪の雪子のモデルであり、松子夫人の妹、渡辺重子宛のもの。重子が渡辺氏と結婚したばかりの時期のものである。全集にも千葉俊二編「谷崎潤一郎の恋文 : 松子・重子姉妹との書簡集」にも未収録の新資料。
(2025年 12月 29日 10時 04分 追加)
なお、谷崎潤一郎の書簡については既に落札済の一点とこれ以外に出品の予定はありません。