YAMAHA ヤマハ 1969年製 GC-7Fフラメンコギター、ハードケース付きをお譲りします。
沖仁がスペインのフラメンコギターコンクールで優勝されたのもヤマハフラメンコギターを使用されました。
1967年11月にグランドコンサートシリーズギターの初期 モデルGC5, GC7, GC10が誕生し、正統派スペイン流儀に基づいたこの3モデルは、その後のヤマハのギターに大きな影響を与え続けています。
スペック
弦長:約660mm
ナット幅:約52mmでとても弾きやすいです(参考ですが、人気のマヌエルレジェス等は54mmが多く、手が疲れやすいです)1.2.3弦は画像のとおり巻弦を使用しました。
フラメンコ特有の音色と思います。
弦高:12フレット6弦側 約2.8mm
12フレット1弦側 約2.6mm
いずれも測定誤差はご容赦下さい。
とても弾きやすい弦高に調整しております。
表板:スプルース単板(極薄塗装、極薄ゴルペ板)
横、裏板:シープレス単板(割れ止め有ります)
スキャロップド加工ナット付きなので以下のメリットがあります。
①ナットでの各弦の振動が干渉しにくくなるので音の分離感が高まり歯切れの良い音色になる。
②振動による打ち消しあいが軽減されるため低音はハッキリとした輪郭に、高音はスキッと抜けるのでこもった音色が解消されて粒揃いの音色になる。
スキャロップドナットはその名前のとおりに弦溝の間がえぐられた形のナットです。
ヴィンテージギターに見受けれるブリッジの浮き、剥がれ等無くブリッジはしっかりと固定されています。
また画像のボールペンで示しているクラックはリペア済みで演奏には支障がございませんのでご安心下さい。
制作年:1969年(55年前)当時の大学卒初任給は32400円ですので現在では50万円以上に相当すると思います。
55年前のヴィンテージギターでクラックリペア跡等ございますが、すぐに演奏出来る様に仕上げておりますのでヤマハの名器フラメンコギターを引き継いで頂ければ幸いです。
なお、ハードケースは経年劣化のボロですので運送用とご認識下さい。
なおその他、見落とし等がございましても現状といたしますので画像とコメントをよくご確認されご検討下さい。
ノークレーム、ノーリターンでお願い致します。
参考ですが東京のギター専門店ではワンランク下のGC-5Fが現在220000円で販売されています。
ヤマト宅急便180サイズ着払いにて兵庫県より発送致します。