LP ウードやブズーキなど様々な弦楽器で制作された音の世界紀行 DAVEY GRAHAM/DANCE FOR TWO PEOPLE[US ORIG:80PRESS:PRO.STEFAN GROSSMAN]の落札結果

中古

○DAVEY GRAHAM / DANCE FOR TWO PEOPLE

○ジャケット：A

○盤：A

〇備考：USオリジナル：'80年PRESS：PRO.STEFAN GROSSMAN：ENGINEER.NIC KINSEY(TIR NA NOG,MR.FOXなど)

ジミー・ペイジのエキゾチックな音楽性(「Whitesummer」や「Black Mountain Side」など)のルーツともいわれるデイヴィ・グレアムによる1979年のソロアルバムで。今作でグレアムは5種類の楽器を演奏しています。

Ramirezのガットギター(M1,4,6,9,10,13,15,17)、Martinのフォークギター(12弦ギターM2,8,11)、アラブの民族弦楽器ウード(M3,7,12,16)、北インドのサロード(M5,18)、ギリシャのブズーキ(M14)。

曲は1分から3分程度の短いソロ演奏で、歌や合奏はありません。

オープンチューニングによる不思議な魅力のM1に始まり、英国フォーク調、バッハやダウランド、ギボンズなどのバロック以前のクラシック、ライ・クーダーもカバーしたバハマのヨーゼフ・スペンスの曲(M10)、スパニッシュ・フォーク、 そして民族楽器を演奏したアラブ、インド、ペルシャなどのエキゾチックな雰囲気のものまで、実にバラエティ豊かです。 グレアムの人気レパートリーである「SHE MOVED THROUGH THE BIZARRE」を、ここではサロードで弾いているのも面白いです。

派手に凝った曲はなく、演奏もリラックスしていますがとてもユニークな小曲集です。1曲ごとに楽器が変わり、同じ楽器でも演奏する音楽が多様なのでギターによる「世界紀行」みたいな楽しいアルバムです。

ギターワークショップのステファン・グロスマンによるプロデュースらしい「ギター1本で作ったアルバム」という感じで、録音もとてもリアル。目の前で弾いているようです。

○コンディション表記

S＝新品

A＝美品

B＝良品

C＝普通

D＝不良

コンディションは目視となりますので細部にこだわる方はご遠慮ください。