この度はご閲覧いただきまして、ありがとうございます。送料込みの設定とさせていただきます。
昭和54年2月初版。
全体的に黒ずみ汚れ、カスレが見られます。
通常の読書にご不便はありませんが、あらかじめご了承ください。
この漫画を読み返してみてつくづく思うのは、「ホント昔の作品って、メンタルを病んだ人に対して容赦ないよな」ことにつきます。
配慮のカケラもない差別的描写だらけで、過去の作品に現代視点を持ち込むのは控えなければいけないとしても、ちょっと酷すぎないかねぇ…。
実際本書が刊行された頃の精神病院といえば、患者を鉄格子の独房に閉じ込めたりして、まさに刑務所以下。人権無視。
そういえば「怪奇大作戦」の封印エピソードのことはご存知かと思いますが、「サザエさん」でも初期のお話には、カツオくんが精神病院に入れられて「出してー!出して!」という悪夢にうなされるシーンが出てきます。
今どきこんなのを日曜夜6時半にやった日には「炎上」では収まらない騒ぎになるわけで、あらためて精神病に対する当時の社会認識がいかに低かったかが分かります。
本書も読む前にはそういう時代に描かれたものであると前理解しておかないと…あ、何だか紹介文がグダグダになってしまいましたが、本書には容赦のない描写があることをあしからず。
まあこの話はここまでとして、添付写真4枚目をご注目。
女性科学者(博士の助手かも)のモモちゃん…長めのショートカットが端正で、桑田次郎らしい爽やかな色気あふれるキャラクターです。
それでいてコメディタッチなので、とても可愛らしい造型になっています。
どんどんデレデレヨレヨレ酔っぱらっていく…この描写は最高です。
それから5枚目以降の、今でいう「空き家物件」の怪事… !
鬼気迫るホラー映画みたいな展開ですが、実はこの空き家団地は精神病院の…って、またその話に逆戻りか!
短編「奴ら!人間じゃない」を収録。
これまた精神病院が舞台の、人類破滅的な一作です。
まったく読んでいるうちに主人公の超能力者がいちばん常識人に見えてきたりして…ところがラスト、すべてを知り尽くした主人公はあろうことか、こともあろうに精神病院へ入れられてしまうのです!
同じところをエンドレスで回ってしまうような「怪作品」じゃなかった「怪少年ジュン」、どうぞお楽しみに。
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