ご覧いただきありがとうございます。20年以上前になりますが、アメリカのフリーマーケットで入手した5両になります。キット組み立ての製作者は当然アメリカ人で、私的には大変綺麗に組みあがっていると当時感じて購入しました。
まず車体についてですが、製造時期は2000年前後です。メーカーであるインターマウンテンは、当時からディテールを重視したメーカーで、実用性を度外視してすべてのパーツに強度不足が見られます。かなり注意深く扱っても、部品が外れたり破損する状況があり、出品した5両も例外ではありません。その都度補修をしながら走らせてきましたが、パーツの脱落・破損・欠品は少しあると考えてください。2両のラウンドハッチ車と3両のスルーハッチ車すべてのハッチは開閉します。ただし、微細な構造になっていますから、何度も開閉すると破損すると思います。プラスチックは、経年劣化一旦始まるとかなり深刻な状況になることが多々ありますが、現時点で、材質の劣化は感じられません。
次に走行系ですが、車輪はメタルで車軸は硬質プラスチック、走行抵抗は比較的小さく、台車もまあまあの出来栄えかと思います。
塗装については、おそらくキットを組み立てた時のままの状態で、半艶のほどよい感じです。オーバーコートをしていないと思います。大きな汚れはありませんが、それなりに汚れているのかもしれません。カプラーはKadee互換のプラスチック製で、出品に際して再調整しましたので、機能は完全です。ただし、長編成での高速走行を予定されている方は、メタルものに交換した方がよいと思います。
個別の車両については、青い車体の2両には、中身(トウモロコシ?と牧草?に似せたもの)が詰まっています。黒色の2両の床下には、小型のウエイトが接着されており、黒で塗装済みです。これら4両は、適度な重さもあるので脱線しにくいのですが、グレーのCN車のみ、特に何も加工していないため軽く、連結位置によっては脱線の可能性があります。なんらかの方法で重くすることをお奨めします。
まだ、他にも書き漏らしや気づいていない点があるかもしれません。
元箱は無く、5両それぞれをエアーパッキングなどでくるみ、一つの箱に収めて発送します。現時点では、緩衝材をいれると、80~100サイズになるのではないかと思います。近隣の方は、直接受け取りに来ていただいてもかまいません。
最後に、落札した後に商品がお手元に届いてから検品し、一週間以内に大きな不具合を発見した場合には、返金に応じます。ただし、5両一括での返品を前提とし、返金額については、オークション出品・落札で発生した様々な費用と返品送料をご負担願います。
最後までお読みいただきありがとうございました。あまり良い写真ではないかもしれませんが、10枚の写真もよくご覧いただき、十分に検討していただいてから、ご入札ください。よろしくお願いいたします。
(2024年 5月 5日 21時 07分 追加)書き忘れた点を補足します。写真でお判りのように、私はいまだにエンドウ製の金属道床レールを使用して走らせていますが、出品した5両を連結して走行させ、R750の曲線、並びに連続Sカーブ状態の線路上をまったく問題なく走るように調整済みです。R900での走行が理想ですが、ポイントはR750を通過しなければなりませんので、S字形カーブを通過可能としています。そのため、台車や車輪と干渉する一部のパーツ(ブレーキパイプなど)を変形させて台枠に接着しています。真横から見なければ、通常の走行中には気づかない程度の変形だと思います。繰り返しますが、30両以上の貨車を連結する場合は、CNの1両については、死重を補った方が走行安定性が増すと思います。