美術館級!超絶技巧の細密芸術!幕末〜大正 杣田細工 青貝螺鈿 唐賢人図冠卓 欧米を感服させた圧巻の螺鈿芸術
日本の近代漆芸の「超絶技巧」な技をとくとご覧ください!
幕末~明治時代、鎖国を開けた日本がそれまで長きに渡って培い育んできた精巧な美術工芸が、一挙に海外に広まりました。
欧米との諸貿易だけでなく、パリ万博やウィーン、シカゴ万博などでのそれらが大絶賛され、欧米諸国を圧巻の渦に巻き込みました。
陶芸、金工、漆芸など多岐に及ぶ日本の細密工芸でしたが、その代表格といわれるのが
漆芸の二大巨頭「芝山細工」と「杣田細工」です。本品はこの「杣田細工」の大傑作『唐賢人図冠卓』です!
時代は紛れもなく幕末~大正。日本の細密美術工芸が大輪の花を大いに咲かせた時代です。色濃く鮮やかに煌く青貝を極めて小さく切り刻み、切金(本金を薄く延ばした板を細かく切ったもの)などと一緒に漆面に貼り込んでいきます。この「神業」ともいうべき仕事、完成には一体どれだけの時間と技術を要したことでしょう。まさに天文学的なステージに君臨しています。
また、青貝ならではの、光の当たり方で貝の発色・輝きが自在に変化する、神秘的な煌きも大きな見どころです(画像でもその色の変化をご覧いただけます)。
杣田細工の美術品はただでさえ現存数が少なく、しかもこれだけの【大作】はほとんど残っておりません。まさに美術館級の大名品です。
【状態】
経年の感も当然あり、黒漆肌には多少の傷みも一部ありますが、目立つ傷みもなく概ね良好な状態です!
花びらや葉、衣服などの一部、スレによる傷みなのか、陰の表現なのか判然としないところがあります。また、傷みの見落としもあるかもしれませんので、画像をよく確認の上、入札ください。
時代箱入り。(箱には、経年などにより、かなりの傷みが見られます。)
【寸法】
幅48.7x29.3cm 高さ26.5cm
※出品物についての箱に関しましてはあくまでも作品の付帯品とお考えください。箱のコンディション等によるクレームは一切お受け出来ませんので予めご了承ください。
※商品受け取り後,すぐに受け取りボタンを押してくださる方のみ,入札をお願いします。
【オークションの取り消しについて】
終了予定時間前に仕入価格を大きく下回っている価格の場合はオークションを取り消す場合があります。できるだけ早めに取消すことを心掛けていますが、自動延長してから取消すこともあります。
【発送方法について】
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