【サイズ】
約 縦54X横28X高2.4mm
【重さ】
約11.9g
ルースケース・隕石説明カード・名前と産地が書かれたシール付きです。
※錆防止のため薄く樹脂コーティングが施されています。
【種類】
石鉄隕石 パラサイト
【発見地】
チリ共和国アタカマ砂漠
【発見年】
1822年
【イミラックの豆知識】
総質量は920Kgとされており1822年にチリ北部のアタカマ砂漠で発見されました。
kg単位の塊が多くのメテオライトハンターに発見され数g単位の小さな破片も数多く発見されており、イミラック隕石の標本はオリビンのきめが細かく美しいことから隕石コレクターから高く評価されています。
近年ではメテオライトハンターが大型の機械を導入し落下地域の捜索を成功させましたが、世界中のコレクターに人気があるため取引価格が上昇しています。
【石鉄隕石 パラサイト】
丸みのある粗粒状のカンラン石とその間を埋める鉄-ニッケル合金から出来ており、パラサイトという名前はシベリアの山中にあるクラスノヤルスク付近で発見された隕石を研究したドイツの博物学者ペーター・ジーモン・パラス氏にちなんで1772年に名付けられました。
パラサイトの鉄-ニッケル部分はオクタへドライトなのでエッチングによりウィドマンシュテッテン構造が現れ、トロイライトやシュライバーサイトが含まれていることも多く、パラサイトの中にはブレナムのように空気に触れると酸化しやすい(錆びやすい)不安定なものやセイムチャンのように酸化しにくいものもあり様々です。