こちらは安心の日本製です。 MADE IN JAPAN
<特徴>
バブル期に設計されたソニーカーオーディオの黄金期の商品です。
ソニーの型番の最後2ケタの20のシリーズは、雑音特性が良いディスクリート構成で、ソニーのこだわりが伺えるシリーズです。
こちらのXM-6020は20シリーズ中、XM-10020とXM-4520の間、ミドルモデルとなる2chパワーアンプです。
音質を最優先した設計で音質を劣化させるハイパス・ローパスもリレースイッチもないアンプです。信号系コンデンサにはホームの高級オーディに採用されている高級オーディ用コンデンサー『MUSE』を採用し非常にコストを掛けて作られたアンプです。
バブル時代の恩恵といっても過言ではないと思います。
S/N比:110dB、高調波歪率:0.005%、周波数特性はなんと8Hz~100kHzと申し分ない性能を誇ります。
高調波歪率や周波数特性わかるように超低域から超高域まで対応している高音質なアンプです。
とても澄んだきれいな音を出します。
センタースピーカーやマルチのツイーター、サブウーハー用として、また音質系としてフロントメイン2chとしてフロント2WAYセパレートタイプのスピーカーでクロスオーバーやパッシブで鳴らしても満足できると思います。
幅広く活用できるストレート2chアンプです。
・最大出力150×2(4Ω負荷)
・デジタルソースに対応する広いダイナミックレンジ、低ひずみ率(0.005%)
・最大出力380Wのハイパワーが得られる1チャンネルパワーアンプとしても使用可能(ブリッジ接続)
・アンプ内部の温度上昇やスピーカー保護のための保護回路内蔵
・安定した電源を供給する高効率パルス電源を採用
パルス電源DC12Vのバッテリー電源を半導体スイッチによって高速パルスに変換し、それをパルストラ
ンスで昇圧、さらに+-電源にふり分けたあと再び直流(DC)に戻すコンバーターのことで、
小型軽量で、低出力インピーダンスを有する特性をもっています。
・入力モード内蔵タイプでシンプルな操作性
入力モードに関してはRCAピンジャックの入力状況により本体で自動で行なっています。例えばL側のみにRCAピンジャックを入力するとスピーカ出力は左右で同じ出力がされます。R側も入力すると左右別々の出力がされます。
ブリッジで使用する際にはL側とR側のRCAピンジャックを両方入力するとミックスされた出力になりますので違和感なく使用できます。
音質はSONYらしい特に音への味付けはなく入力ソースを素直に増幅しているという感じでしょうか、逆にどんな音楽ソースでもきちんと鳴らしきることができる優等生とも言えるでしょう。
また故障が少ないのも特筆できる特徴です。分厚い放熱アルミボディーでしっかりと熱対策をし、ほこりや湿気の進入を防ぐシンプルな形状を採用、ポップ・オルタノイズに強い回路構成のおかげで根強い人気があります。
適合インピーダンスはステレオ時に2~8Ωの自動対応となっています。車のドア構造はパワーウインドウ等の装備があるために侵入雨水に対し対策されていますがドアスピーカーに雨水がかかることがあります。スピーカーコイルに雨水が浸入するとスピーカーが低抵抗になり、低抵抗に対応していないアンプは故障することがあります。アンプの故障に繋がるスピーカーの低抵抗化にも対応しています。
"It's a SONY."その品質は現役です 。
このアンプは非磁性体の端子ネジを採用しています。他メーカーの多くは同一素材の磁性体の端子ネジですがソニーは非磁性体の端子ネジを多く採用しています。ネジ山強度が多少低いですが音質・ノイズに対するソニーの拘りが感じられます。
バブル時代の高音質なアンプはいかがでしょうか。
アンプは必ずしも最新のものが良いというものではないことが、このアンプを聴けばよくわかると思います。
また、現在では車載アンプ動作品が少なくなっている中で、日本の中古車同様に車載アンプも海外輸出が増加しております。相場の高騰が予想されますのでこの機会にいかがでしょうか。
<スペック>
最大出力:150W×2(4Ω)、380W×1(ブリッジ4Ω)
定格出力:60W×2(4Ω)、80W×2(2Ω)、170W×1(ブリッジ4Ω)
入力感度:0.1~2V
S/N比:110dB
適合インピーダンス: 2Ω、4Ω、8Ω(ステレオ)
4Ω、8Ω(ブリッジ)
周波数特性:8Hz~100kHz (+0、-3dB)
高調波ひずみ率:0.005%以下(1kHz、4Ω負荷)
消費電流:18A(定格出力時)
付属ヒューズ:25A
外形寸法:179×56×310(mm) (突起部含まず)
重量:3.4kg